「マトリックス」のキャリー=アン・モス、年齢差別について赤裸々に語る

「マトリックス」シリーズのトリニティー役で知られるキャリー=アン・モス(53)が、女優として直面してきた年齢差別について語りました。

WENN.com/Zeta Image

「THR」によると、最近行われたイベントで、40歳の誕生日の翌日に祖母役のオファーを受けたことを打ち明けたキャリー=アン。

「40歳になるとすべてが変わると聞いていました。私はそれを信じていませんでした。なぜなら私は、自分に合わない思想体系に飛びつくことを信じていないからです」

「でも、文字通り40歳の誕生日の翌日、私は自分のところに来た脚本を読んでいて、そのことでマネージャーに話していたのね。彼女は『ああ、いやいや、(あなたが読んでいるのは)その役ではなくて、おばあさんよ』と言ったわ。ちょっと大げさかもしれないけれど、一夜にしてそうなったの。私は少女から母親へ、そして母親を超える存在になったのよ」

さらにキャリー・アンは、映画業界のために自分を変える必要はないと付け加えましたが、自分のキャリアの変遷を見て「ちょっと残酷だった」と認めました。

「自分が年をとったとは思えないのに、突然、スクリーン上の自分を見ることになるの」とキャリー・アンは言います。「ヨーロッパの女優たちを見ていたけど、彼女たちは自分の肌に自信を持っている感じがしました。私もそうなりたいと思っています。この業界にいるのは簡単ではないわ。外部からのプレッシャーが大きいから」

コロナ禍のなか、サンフランシスコやベルリンなどで撮影が行われた映画『マトリックス4』は現在のところ2021年12月22日に全米公開予定。久しぶりにトリニティーを演じるキャリー=アンの姿をスクリーンで見ることができます!

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