レイチェル・ワイズ、「バッドガールになれることが魅力だった」

先日行われた映画『オズ はじまりの戦い』ジャパンプレミアに登場したレイチェル・ワイズ(42)。ジェームズ・ボンド役で知られる、ダニエル・クレイグを夫に持つ彼女が映画の魅力、撮影時のエピソードなどについて語ったインタビューが届きました!
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▲美魔女なレイチェル。


『オズ はじまりの戦い』は、『スパイダーマン』3部作のサム・ライミ監督と『アリス・イン・ワンダーランド』のスタッフが、1人のマジシャン、オズが偉大なる魔法使いになるまでの戦いを描いたアクション・ファンタジー。レイチェルは3人の魔女のひとり、東の魔女エヴァノラを演じています。
本ポス画像Q:この役柄を受けたいと思った理由は?
A:エヴァノラを演じることに本当の意味で魅力を感じたのは、バッド・ガールになれるということだったと思う。彼女は悪行を大いに楽しんでる。このキャラクターに私が惹かれたのもその部分だと思うの。
Q:この映画の内容を要約すると?
A:この映画はあの魔法使いの起源を想像して描かれたものよ。彼がどうやって偉大な魔法使いになったのかということ。だから、誰もが良く知る小説「オズの魔法使い」以前の物語として始まるの。あの魔法使いが手品師をしているカンザスから始まるわ。そしてどうやってエメラルド・シティにやってきたか、どうやって魔法使いになったのか、あの国に暮らしている3人の魔女とどうやって出会ったのかが描かれているのよ。
Q:あなたが演じた役柄は?
A:私が演じたのは魔女の1人の東の魔女エヴァノラ。エヴァノラがこの映画に登場するのは、ちょうどオズがエメラルド・シティにやって来た時期よ。エメラルド・シティには、ある予言があって、オズの国を救ってくれる魔法使いの出現を私たちは待っていた。そんなときにオズが現れると、ミラ・クニス演じる私の妹の西の魔女セオドラは、彼の名前がオズなので、彼こそがその魔法使いだと考えるのよ。でも私は確信が持てなかった。彼はペテン師かもしれないと思っていたの。それに私には王座を守ろうという意識が強くあった。そこで彼を試すのよ。彼が本当に予言された魔法使いなのかどうかをね。
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Q::エヴァノラはオズにどんな任務を与えたのですか。彼女は彼に何を求めていたのですか?
A:エヴァノラはオズに任務を与えるの。彼女は基本的に映画全編を通して嘘ばかりついているけれど、彼についた嘘の中でも大きなもののひとつが、彼が南の魔女グリンダを殺しさえすれば予言が実現したことになるというもの。彼はそれには気が進まないわ。誰かを殺すことなんてしたくないもの。だけど、目にしたゴールドは素晴らしいしその数も多かったから、とうとう彼はグリンダを殺すために出かけてゆく。でもそれは、良い魔女を彼に殺させようとエヴァノラが仕組んだことだった。
Q:この映画であなたか着ている衣装について教えてください。
A:エヴァノラは基本的には1つの衣装で、それがグリーンから黒に変わる。善良な王座の守護者のふりをしているときの彼女はグリーンよ。でも、本性のを現すと衣装が黒になっているの。確かエヴァノラの本当の年齢は372歳のはず。だから彼女は自分が老けて見えないように魔法をかけているわ。ドレスには羽がついていて、また、ちょっと軍服的な要素も入っているけれど、それは彼女が軍のリーダー的な存在でもあるからなの。
Q:魔女には特殊な能力があるのですか?
A:3人の魔女はそれぞれ魔法の力を持った装身具を持っているの。エヴァノラが身に着けているのはお守りで、これが彼女の魔法の力の源になっているのよ。彼女は指先から稲妻を出すことができるわ。セオドラは指輪を身に着けていて、火を発生させることができるの。グリンダの力は魔法の杖が源になっているわ。彼女は魔法の杖で水を操ることができるのよ。
Q:この映画ではいくつかのアクションも演じていますが、そのために特別なトレーニングをしましたか?
A:飛ぶ練習をしたわ。私はフリー・スタイルのような感じで飛ぶのよ。ドレスの下にハーネス(安全ベルト)をつけて上に上げられるの。あれは本当に楽しかった。上にいるときに、突然、うわあ、もし落ちたとしても絶対に安全だなんて本当にすごいわ、と思う瞬間があったわ。それでもやっぱりちょっと怖くなるものよ。だけど、私たちが安心できるようにスタッフが素晴らしい仕事をしてくれていたの。飛ぶことなんて、日常で簡単にできることではないものね。
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『オズ はじまりの戦い』
3月8日(金)3D・2D全世界同時公開
c 2013 Disney Enterprises, Inc.
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
http://www.disney.co.jp/

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