ケイト・モス、ランチに誘われなかった新人時代とジョニーとの破局を語る

11月6日に自叙伝が発売されるケイト・モスが、雑誌『Vanity Fair』12月号の表紙に登場。過去のさまざまな出来事についても語りました。
Photo:Rex Features/アフロ
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▲着ている意味があるのか激しくギモンなスケスケ過ぎるケイトとナオミ・キャンベル。1991年のエリート・モデル・エージェンシーのニューイヤーパーティにて。


ケイトといえば、シンディ・クロフォードやクラウディア・シファーら長身でグラマラスなスーパーモデルたちとは異なる、小柄なガリガリなボディで1990年代のファッション界にセンセーションを起こした存在。彼女のように細くて、病的にすら見えるルックスやスタイルが「ヘロイン・シック」といわれ、トレンドになったもの。
そんな彼女が、ボディ、ドラッグ、元恋人のジョニーのことなど、さまざまな出来事について語っています。
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Vanity Fair
まずは、ケイトを一躍有名にした、1992年のマーク・ウォールバーグとのカルバン・クラインの広告撮影については精神的に落ち込んだことを告白。
「17か18の頃だったと思うけど、精神的に落ち込んでしまったの。マーキー・マーク(マーク・ウォルバーグのこと)、ハーブ・リッツ(カメラマン)と仕事をしなくちゃいけなくなったときよ。まったく私じゃないみたいだった。ムキムキ男のそばに立つのはいやな気分だったわ。その後2週間はベッドから出られなくて、死ぬかと思った。医者に行ったら、精神安定剤をくれたわ。でも、フランチェスカ・ソレンティ(ケイトの元恋人でフォトグラファーのマリオ・ソレンティの母親)が“そんなモノ飲んじゃだめ”って言ってくれたの。単に不安だっただけ。でも誰もメンタルを気遣ってはくれないのよ」
また、新人時代のヌード撮影については
「今、16歳の女の子に服を脱ぐように言うとしたらとってもヘンな気分でしょうね。でも彼らは、“もしやらないなら、2度と使わない”って感じだった。だからトイレにこもって泣いてから、出ていって撮影したわ。ヌードはいつも落ち着かない気分。胸がペッタンコだから嫌いなの。大きなほくろもあるし。その写真での私はビーチを走ってる。よく覚えているわ。その撮影で唯一の男性だったヘアドレッサーに後ろを向かせたんだもの」
その後、すぐにヘロイン・シックの代名詞として大ブレイクしたケイトですが、「ヘロインは一切、やったことはない」と否定。
「確かに私はやせてたわ。でもそれはショーにでて、本当にハードに働いていたからよ。ミラノのB&Bに泊まっていたとき、仕事から帰っても何も食べ物がないし、朝から仕事に行ったのに食べるものがない。この仕事を始めた頃は、だれもランチにさそってくれなかったわ。カーラ・ブルーニが1回誘ってくれただけ。彼女は本当にいい人。でも摂食障害にはなったことはないわよ。じゃないと仕事なんてできないもの」
そして1994〜98年まで、ケイトがジョニー・デップと付き合っていたことは有名な話ですが、ジョニーによって、ケイトは初めて愛されていると感じたのだとか。
「それまでは私を気にかけてくれる人なんていなかったんだけど、彼は違った。“どうしたらいい?”っていうと、答えてくれたの。別れた後は辛かった。信頼出来る人を失ったんだもの。悪夢よ。何年も泣いていたわ」
Photo:Rex Features/アフロ
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▲夫のジェイミー・ヒンスと。
しかしながら、今は夫であるジェイミー・ヒンスと10歳になる娘ライラ・グレースちゃんに囲まれて満ち足りた生活をしているのだそう。
「もうクラブには行ってない。すっかり落ち着いちゃったのよ」
ということで、駆け出しの頃はケイトも大変だった様子。そしてムキムキ筋肉男が好みでないことも明らかに!! しかし、ヘロインは断固否定したものの、コカインに触れないのは、やはり言い逃れできないものがあるからでしょうか……? 
そんな過去はともかく、ジェイミーと結婚してからのケイトはとっても幸せそう。ぜひぜひ末永く、ハッピーでいて欲しいものですよね。

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