- 2012-4-3
- NEWS
4月13日公開の映画『バトルシップ』は、太平洋上に出現したエイリアンの侵略部隊と世界連合艦隊の壮絶な戦いを大スケールで描いたアクション超大作。
昨日、その記者会見が米軍横須賀基地 原子力航空母艦ジョージワシントンで行われ、テイラー・キッチュ、リアーナ、ブルックリン・デッカー、アレクサンダー・スカルスガルド、ピーター・バーグ監督、そして浅野忠信さんが登場!!
日本到着時はブロンドだったリアーナ、日本でヘアを黒髪×サイド刈り上げにしたようです!!
空母の上でこうした記者会見が行われるのは日本初。映画は世界に先駆け日本で公開されるとのことで、インターナショナルプレスも集まった記者会見となりました。
キャスト＆ピーター・バーグ監督はフライトデッキの上に敷かれたレッドカーペットを歩いて登場!! すぐに記者会見がスタートしました。
MC：まずは一言ずつご挨拶お願いします。
ピーター･バーグ監督：今日はこの場にお越しいただき、ありがとうございます。このときは僕だけでなく、みんなにとってエキサイティングな時間です。この映画の企画は、父が海軍マニアであったのもあって、少年のころから考えていたものです。この場にいる海軍、その家族のみなさまに感謝をしています。本日、ジョージワシントンの上で会見ができることを誇りに思っています。
リアーナ：こういったチャンスを与えてくれてありがとう！ 兵士のみなさんにとってはここがホームとなると思います。温かく迎え入れてくださって感謝しています。海兵のみなさんと同じレベルまで演じられたかわかりませんが、みなさんの世界に受け入れてくれてありがとう！
浅野忠信さん：思い起こせば、2年前の今頃、海上自衛隊の艦に乗せてもらい、実際どういうことがおこなわれているか、どういう機能があるか説明を受けました。その後ハワイで撮影し、今、こうして華やかな場にいることはとても幸せだと感じています。これを機会に、みなさんの応援をいただいて、映画がヒットすることを願っています。よろしくお願いします。
アレクサンダー・スカルスガルド：みなさんと同じになりますが、この映画に出られたことは栄誉であり、ありがたいことです。今日この日を楽しみにしていました。1年半ぐらい前に撮影が始まりましたが、多くの人のサポートがなければできなかったので、本当に感謝しています。
ブルックリン・デッカー：ハーイ。本当にインターナショナルなキャストとともに、この場にいることを光栄に思っています。世界中の人々にみていただけることもうれしく思っています。
テイラー・キッチュ：兵士のみなさんがやっていることはなかなか我々には理解できないことですが、実際、この映画のためにパールハーバーのベースキャンプへ行き、制服を着て、みなさんの真の姿をみました。映画は6か月間撮影し、兵士のみなさんとその家族がいろいろな犠牲を払って我々のためにがんばっている姿に影響を受けました。そして、みなさんのおかげでこの映画を作ることができ、今みなさんの前に立つことができて本当にうれしく思っています。
＜ここから質疑応答＞
Q：（監督へ）日本初の空母での会見の感想をお願いします。
監督：『バトルシップ』を撮影するにあたり、多くの海軍空母、駆逐艦使わせていただき撮影ができました。そのたびに、乗組員たちの力量に驚嘆しました。戦艦が持っている力は大きく、破壊力も大きい。それを善いこと、多くの人のために使うことができる。そのことを、今この場でも感じています。
Q：（監督へ）お父さんが海軍オタクだったそうですが撮影時、特にこだわったことはなんですか？
監督：『バトルシップ』のいちばん大切なことは、夏の娯楽大作だということです。家族で観てほしいので、楽しい映画にしたいと思いました。ただ、海軍マニアな父の息子ですし、従軍している友人もたくさんいます。さらに、この映画を観た兵士のみなさんに「そうそう、こうなんだよ」と言ってもらえるよことが重要でした。ですから、映画批評家ではなく海軍のみなさんをまず念頭に置いて作ったのがポイントでしょうか。
Q：（リアーナへ）初の女優としての経験はいかがでしたか。
リアーナ：最高の体験でした。初めての長編映画でもちろん緊張したし、挑戦を受けて立つ気持ちだったけれど、初日の撮影から台本になかったシーンを撮影することになって、ナーバスになる暇もなかった。今回は、本当にすばらしい共演者に恵まれて、学ぶことも多かった。また機会があったら、挑戦したいです！
Q：（テイラー、浅野さんへ）リアーナとの共演の感想をお願いします。
テイラー：どんな役者であっても、初めてだろうが60本目の映画だろうが、いちばん大切なのは、撮影時に心をオープンにして演じること。そしてその瞬間を演じていく。彼女は監督のプロセスに乗り、反応し演じていたので尊敬しました。
浅野さん：歌手として活躍されているので、最初から存在感がありました。存在感があれば、役柄として説得力がでてくる。すでにできあがった兵士だったので、いつもすごいなと思って見てました。
Q：（浅野さんへ）自衛隊の艦も見学されたとのことすが、日本とアメリカの艦の違いなどありましたか。
浅野さん：怒られてしまうかもしれませんが、日本はやはり真面目だからか、すごく中もとてもきれいで、アメリカのほうは汚くはない、きれいなんですけど、ところどころラフなところが……。コーラの缶が挟まっていたり（笑）。それをみたとき、違うなと思いました。それが悪いというわけではないんですけど。
監督：一言、付け加えさせてください。アメリカのほうはとてもクリーンなんです。日本のほうは本当に本当にクリーンという違いですよ。
Q：アレキサンダーさんは日本に女性ファンが多いのですが、ご存じでしたか？ 女性ファンに向けてコメントをお願いします。
ア：本当に？ 日本で放送されているとも思わなかったので、ビックリだよ。女性ファンへのメッセージ？ 女性だけじゃなく、男性、そして動物からも愛してもらいたいな（爆笑）。愛されるのは大好きだからね（笑）。
その後、フォトセッションが行われました。
艦長からジョージ･ワシントンのキャップがプレゼント。
リアーナは全身黒の衣装でした。
浅野さんの自衛隊の戦艦とアメリカの戦艦との違いコメントは、兵士のみなさんにも大ウケでした!!
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『バトルシップ』
2012年4月13日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
配給：東宝東和
公式サイト
