飛行船シーンは日本のアニメから影響を受けている。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』記者会見

10月28日から公開の映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』。昨日開幕した東京国際映画祭の公式オープニング作品でもあり、ミラを初めとするキャスト3人とポール・W・S・アンダーソン監督が来日。昨日はグリーンカーペットを歩いた4人ですが、本日は記者会見に登場!!
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この記者会見は六本木のニコファーレで行われ、インターネットを通じて生中継もされたのでご覧になった方も多いかも。
まずはポール・W・S・アンダーソン監督が登壇。
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▲青い鳥模様のTシャツでした!!
「日本の漫画やアニメが大好きなんです。「三銃士」は日本のアニメ「宇宙戦艦ヤマト」「オーディーン 光子帆船スターライト」といった宇宙を飛行する船にインスパイアされている。『三銃士』は作っていて本当に楽しかった。世界遺産での撮影はまず交渉が大変だった。撮影の時も制約が多くて、ライティングは使えない。カメラの機材も床に直接置くことはできない。普通に床を歩けたのは俳優だけ。3Dなのに撮影は1950年代のように自然光だけで撮ったんですよ」と語っていました。
続いて、ダルタニアン役のローガン・ラーマン君。
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▲ブラウンのお洋服がステキですね。
「剣さばきのトレーニングはかなりやりました。撮影前から何ヶ月間もフェンシングの練習をした。お気に入りのシーンは、ロシュフォールとダルタニアンが屋根の上で戦うシーン。15cmくらいの幅のところで戦うので、正確性が問われるし、動きを覚えるのが大変だった。このシーンを見たとき、努力が報われたと思いました」
そしてミラ。
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▲東京は世界でいちばん好きな場所のひとつよ、と語っていました。
「ミレディには自分を含めて現代に生きる女性たちは共感できると思うわ。彼女は自分のやりたいことがわかっているの。そのために人をダマしたりするんだけどね(笑)。その時代にもしも自分がいたら同じことをしていると思う。この映画は最初にヴァンダイクの肖像画にでてくるようなゴージャスな衣装で剣を振り回す女性がいたらおもしろいよね、というところから始まった。でもあの衣装でのアクションは想像以上に大変でコルセットを少しずつきつくして、ペチコートも少しずつ増やしていったのよ。コルセットは大変よ。座るのもたいへんだし、食べられないし。スープばかりになってしまうんだから」
ここで監督から「おかげでケータリング代がやすくすんだよ」と一言。
そして、ローガン演じるダルタニアンと恋に落ちるコンスタンスを演じたガブリエラ・ワイルドちゃん。
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▲実はおへそだしのセクシー衣装でした。
「私はアクションシーンはなかったけれど、コルセットは本当にキツイので、当時の女性をうらやましいとは思えないですね。コンスタンスにとってダルタニアンみたいな男性は初めてだったんじゃないかな。好奇心からロマンチックな関係が生まれるんだと思う」
この後、スペシャルゲストとして日本語吹替え版でダルタニアン役を演じた溝端淳平さんも登場し、飛行船がニコファーレに現れるというスペシャル映像をゲストたちにプレゼント。ニコニコ動画を見ている方々からのコメントも壁面のビジョンに映され、ミラをはじめみんな大喜びしていました。
『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)TOHOシネマズスカラ座他全国3D・2Dロードショー!

(makiko)

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