ナイスな3人組 THE YOUNG PUNX!

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左からネイサン(DJ担当)、サイモン(ドラムス&お笑い担当)、ハル(グループのボス)
FOXの人気番組といえば、『アメリカン・アイドル』ですが、そのダンス版『アメリカン・ダンス・アイドル』という番組をご存じですか?
これはダンスのオーディション番組で、全米の我こそはと思うダンサーたちが、アメリカで最も人気のあるダンサーの座を目指して戦いを繰り広げるというもの。
毎回、挑戦者たちには課題が与えられるのだけど、ヒップホップが得意な人が社交ダンスを踊らなきゃいけない場合もあって、あらゆるジャンルが踊れないといけないのが特徴。 
私はダンスのことはよくわからないのですが、ダンサーのみなさんの身のこなしの美しさとか、体の隅々まで意識が行き届いている様子とか。そういう超基本レベルから見るたびにカンドーしております☆
そんな『アメダン』のシーズン5が6月26日(土)、21:00?22:00から放送スタート!!
それに先立ち、シーズン4に引き続いて番組ナビゲーターをつとめるTHE YOUNG PUNX!の3人が来日。そのミニ記者会見が行われました。
ところで、THE YOUG PUNX!とは、どういう人たちかというと……。エレクトロ/ポップ、パンク/ヒップホップ、オペラ/サーフミュージックなどいろんな音楽をミックスしている音楽異端児集団で、FATBOY SLIMやRadio Headからも大絶賛されているのだとか。
【チェック!】THE YOUNG PUNX!のオフィシャルサイトはこちら!!
彼らは日本にもすでに何回も来日していて、コンニチワーとかオツカレサマという日本語もご存じな、スーパーナイスな3人組でした?!!
ーー今回、2回目のナビゲーターですが、番組の魅力や意気込みを教えてください。
ハル  ダンスのレベルは毎回素晴らしいけれど、今年はさらに良くなっていると思う。それに、それぞれのダンサーにストーリーがある。たとえば、以前に挑戦して、脱落して、また今回再挑戦している人がさらに上手くなっていたり。続けてシリーズを見ている人々にとっては、そういうストーリーがわかるのでとても興味深いと思うよ。
サイモン それに日本人のダンサーも挑戦しているのも見どころだね。
ーーみなさんのオーディションにまつわる思い出、体験を教えてください。
ハル  僕はオーディションをする立場だけど、この番組は自分も見ていてハラハラするし、参加者はどう見られているか、すごくストレスを感じていると思う。これは僕たちも同じなんだ。常にテレビではどう見られているか、印象が悪くないか気にしているからね。
ネイサン  僕は大学時代、学内で行われたDJのオーディションに出たことがある。優勝者は大学の代表としてヨーロッパをまわることができるというもので、僕は優勝して、オランダ、ドイツ、スペインに行ったんだ。最初はなかなかうまくいっていたけれど、だんだんファイナルに近くなると、すごく勝ちたいという気持ちが強くなってきて、それがすごいプレッシャーになった。常に冷静でいることがとても大切なんだ。だから挑戦者の人たちの気持ちはすごくよくわかるよ。ファイナルまで勝ち上がっていくのはすごくタフなことだと思う。
ーー日本のダンスシーンのことは知っていますか?
ハル  2008年に横アリで行われたイベントに出たとき、クレイジーなパーティな雰囲気にしたかったから、日本のダンサーにステージに上がってもらって踊ってもらったんだ。彼らのおかげですごく盛り上がったよ。日本の伝統的なダンスについてはよく知らないけれども、現代のダンスは素晴らしいと思う。いろいろな壁、音楽のジャンルの壁を取り払ってミックスして楽しむのが僕たちの目標のひとつ。日本のダンサーも素晴らしいと感じているよ。
ーーすでに収録はどのくらいまで進んでいますか? 
サイモン  最後の3エピソードを残して、ほとんど終わってるね。
ーーそのなかで見どころなどを教えてください?
ハル  この番組の有名ダンサーは決して上手いだけじゃない。前半のオーディションではひどいダンスの人も出てくる。そのあたりも注目だね。挑戦者のなかには、以前落とされて、またチャレンジしている人もいるんだけど、全然ダンスが上手になっていなくて、また落とされたり。逆に、過去のシリーズで優勝した人がプロの振り付け師になって戻ってきたり。そのあたりが見どころじゃないかな。それに、とても芸術的な信じられないようなダンスをする人たちも一杯いる。たとえば、自動車の衝撃テストに使われる人形の動きを再現したり、自分が彫刻のようになったり。自分の生い立ちから今までの人生をフィーチャーしたダンスもあって、それはとっても感動的だった。そして、スターゲストもスゴイ。ブラック・アイド・ピーズも登場するよ!!
ーーこの番組に挑戦したいという日本のダンサーにアドバイスをお願いします。
ハル  勝つためには、他の人より卓越していること、人と違うものが必要。ダンスはもちろんだけど、ステージへの登場の仕方、ステージでのコメント、立ち居振る舞いなども全部見られているから。ダンス以外のそのあたりにも、気を使うことが必要だし、そこが一般の視聴者にアピールする部分にもなると思う。この番組では、ファイナリスト20名は審査員に選ばれるけれど、トップ10以降は審査員に決定権はなくなり、チャンピオンは視聴者が選ぶんだ。だから一般の視聴者にも理解されるようなパフォーマンスをしなきゃならない。僕たちもダンスの専門家ではないけれど、だからといって、この番組のナビゲーターをやってはいけないということでもないわけで、視聴者と同じような視点で見ているんだ。日本のダンサーにもぜひ挑戦したらいいなと思うよ。
というわけで、アメアイ、アメダンなどオーディション番組では、歌、ダンスが上手いことはもちろんだけど、そのうえでさらに個性が重要ということのよう。
だけど、その個性っていうのが、実はすごく難しいんだよね?。
彼ら自身も「僕たちも個性的なグループです」というようなことを言っていたので、個性的であることは大事にしていて、こだわっているみたいでした。
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ちなみに彼らはセカンドアルバム『MASHPOP AND PUNKSTEP』が7月7日にリリース予定。今年の夏には、日本のアーチストとコンサートもやる予定だそうです。

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