【第95回アカデミー賞】『エブエブ』が最多受賞! 作品賞含む7部門受賞で圧勝

日本時間3月13日(月)、第95回アカデミー賞の授賞式が行われ、
『エブエブ』ことが『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(現在公開中)が作品賞含め最多7部門受賞を果たしました!

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作品賞ほか、監督賞(ダニエルズ)、脚本賞(ダニエルズ)、主演女優賞(ミシェル・ヨー)、助演男優賞(キー・ホイ・クァン)、助演女優賞(ジェイミー・リー・カーティス)、編集賞の計7部門受賞。

作品賞、監督賞、脚本賞のトリプル受賞の快挙を果たしたダニエルズは監督には沢山の人々の協力が必要です。全てをかけてこの作品に尽くしてくれたキャスト、映画のすばらしさを教えてくれた移民だった両親、兄弟、友人、僕たちの仕事をサポートしてくれる全ての人達、一人一人の才能が天才的な存在になりうるんです。アカデミーの皆さん、我々にとって素晴らしい賞をありがとうございます!」と興奮で息を切らしながら喜びを爆発させました。

ミシェル・ヨーは今回の受賞で自身初にして、アジア人史上初となる主演女優賞を受賞し偉業を達成! ミシェルは受賞スピーチにてこれを見ている全ての子供たちへ、このアカデミー像は希望の証です。夢は実現するということの証です。この映画を私の母、そして世界中のお母さんたちに捧げます。あなたたちはスーパーヒーローです!」と力強いメッセージと受賞の喜びを語りました。

そして、本作で感動的な俳優復帰を果たしたキー・ホイ・クァンも助演男優賞を受賞。1985年、カンボジア人のハイン・S・ニョール以来38年ぶりのアジア系の俳優としての受賞となる。キーは僕の旅は難民キャンプから出航するボートから始まりました、そして今僕はハリウッドの最大の舞台にたどり着いた。映画のような話ですが、これが僕の人生なんです。これこそがアメリカンドリームなんです。夢は信じなければ実現できない。皆さんも夢をあきらめないで!!と涙ぐみながら感謝を述べました。

さらにジェイミー・リー・カーティスもキャリア45年目、祈願の助演女優賞を獲得みんな黙って45秒しかないの。私はいい子だからちゃんと時間を守るのよ」と余裕のジョークを飛ばしつつも最後にはこの作品に関わっているダニエルズ、ジョナサン、クルー、ミシェル、キー、スタッフ、すばらしいアーティストの方へ、ついにオスカーを獲りました。ドリームチームです!」とオスカー像の感触を確かめながら、天を仰ぎ喜びを嚙み締めました。

計7部門を果たした本作。1作品で7部門以上の受賞は2014年の第10回アカデミー賞で同じく7部門受賞を果たした「ゼロ・グラビティ」以来となります。さらに本作は、あらゆる賞レースの受賞数とノミネート数で歴代トップであった『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(189ノミネート/127受賞)の記録を20年ぶりに打ち破るという快挙も果たしました。

会場では歌曲賞にノミネートを果たした本作の主題歌「This Is a Life」を劇中衣装を纏ったステファニー・スーと作中印象的に登場したソーセージフィンガーを装着したデヴィッド・バーンがSon Luxをバックバンドにが生パフォーマンス! 「エブエブ」一色に染まった本年度のアカデミー賞。まだまだ勢いを増すこの“カオス旋風”に絶対に乗り遅れるな!


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第95回アカデミー賞 最多7部門受賞!
★作品賞
★監督賞:ダニエルズ(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート)
★脚本賞:ダニエルズ(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート)
★主演女優賞:ミシェル・ヨー
★助演男優賞:キー・ホイ・クァン
★助演女優賞:ジェイミー・リー・カーティス
★編集賞
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『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
大ヒット公開中

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