ナタリー・ポートマン、子役時代に性的対象とされることから身を護るためにとった策

ダックス・シェパードのポッドキャストに出演したナタリー・ポートマン(39)が、子役時代に性的対象として扱われたことに対する思いを明かしました。

Newscom/Zeta Image

ナタリーは映画『レオン』で、隣人でプロの殺し屋であるレオン(ジャン・レノ)と心を通い合わせる少女マチルダを演じて、一躍有名子役に。その後、『ビューティフル・ガールズ』では、中年ピアニストから思いを寄せられる少女を演じました。

美少女子役として人気を博したその陰で、パブリックなイメージに苦しむことになったというナタリー。

「私は自分が”ロリータ”として描かれているという事実に間違いなく気付いていたの」「子供時代に性的に描かれていたことは、私自身のセクシャリティを奪ったと思う。それが私を怖がらせたの。安全でいられる方法は、『私は保守的』『私は真面目だから尊敬して』『私は賢い』『そんな目で見ないで』といった感じのものだったのよ 」

性的な対象とされることから身を守る術として、優等生的な自分を演出していたと打ち明けました。

Dax Shepard Instagram

「多くの人が私のことを超真面目で保守的という印象を持っていたけど…それはいつも私を安心させるためのもので、自分自身で意識的にそれを培ってきたんだと気付いたの」とコメント。

「10代の頃は『ラブシーンやいちゃついたりするシーンは演じたくない』と思っていたわ。私はセクシーでない部分を選ぶようになった。私がどのように認識されているか、自分自身が安全だと感じられるか、心配になったからよ」と付け加えました。

ハーバード大学で学んだ彼女は知性派女優としての地位を確立。そして、現在は母親でもあり、成熟した大人の女性に。そんな彼女だからこそ、発言にも重みがあります。

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