グウィネス・パルトロウ、あの大女優から厳しいコメント

1999年に開催された第71回アカデミー賞授賞式で主演女優賞を受賞したグウィネス・パルトロウ(48)。あれから20年以上経ちましたが、先日グレン・クローズ(73)が受賞の是非を問うような発言をしたことで、世間の注目が集まりました。

Gwyneth Paltrow Instagram

米ABCの番組『Popcorn with Peter Travers』に出演したグレンはトークの中で映画評論家で司会のピーター・トラヴァースから『天才作家の妻 40年目の真実』で彼女がアカデミー賞主演女優賞を受賞しなかった時に「最も腹が立った」と明かされました。そして、彼はそのような展開の場合にはどう対処するのかとグレンに質問を投げかけたのです。

そこで彼女は、グウィネスが『恋におちたシェイクスピア』で主演女優賞を受賞した時のことを例に挙げました。

「仲間からノミネートされるというのは、正直言って賞を得ることと同じくらい素晴らしいことだと思うわ。私はどうやってノミネートされた俳優の演技を比較するのか、理解できなかったの。グウィネス・パルトロウが『セントラル・ステーション』のあのすごい女優(フェルナンダ・モンテネグロ)に勝ったアカデミー賞のことを覚えているわ。何なの? 意味がわからない、って感じよね」

「だから誰が勝つかは、牽引力があるかどうかにかかわらず、物事がどのようになっているかが関係していると思うわね。宣伝とか、作品を広めるためにどれだけのお金が必要だったかとか。もし私がそのことについて怒りを覚えていたなら、私自身が哲学的にならなくてはいけないのよ」

「私のパフォーマンスが注目に値すると仲間たちが感じてくれたことを、とても誇りに思っているの」と語りました。

24日より配信スタートしたNetflixのオリジナル映画『ヒルビリー・エレジー ー郷愁の哀歌ー』では貧困層の高齢女性を演じているグレン。この作品でも例にもれず、完全なまでに役になりきっているだけに、言葉には重みがあります。

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