『ストックホルム・ケース』ロバート・バドロー監督のインタビュー映像が解禁!

11月6日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、UPLINK吉祥寺他にて全国公開となる映画『ストックホルム・ケース』。

(C)2018 Bankdrama Film Ltd. & Chimney Group. All rights reserved. 

今までにないクレイジーでハイテンションな強盗犯ラース役を魅力いっぱいに演じるイーサン・ホークをはじめ、不運にもラースの人質になるが、どこか憎めない彼に不思議な感情を芽生えさせていく銀行員ビアンカに『ミレニアム』シリーズや『プロメテウス』のノオミ・ラパス。ラースの犯罪仲間グンナー役を『キングスマン』シリーズや『裏切りのサーカス』などで知られる英国出身の名バイプレイヤーであるマーク・ストロングが演じるなど、実力派たちの演技アンサンブルは必見です!

製作には『ゲット・アウト』『アス』などのヒットメーカー、ジェイソン・ブラムが参加。制作陣には人気俳優ウィル・スミスの会社も名前を連ねています。

この度、イーサン・ホークと『ブルーに生まれついて』以来、2度目のタッグになったロバート・バドロー監督のインタビューが到着!!。

1973年にストックホルムで起きた最も有名な銀行強盗を舞台に描かれた本作。「実際に起きた事件を映画化するにあたり、脚本は自由に手を加えた。(アル・パチーノ主演の名作)『狼たちの午後』も参考にしたよ。例えば『狼たちの午後』では登場人物の名や小道具の位置を変えた。僕も同様に名前を変え人物像を変えたけど主な出来事は事実に基づく。実際の事件は6日間だったけど、映画では3日間、だから焦点を合わせて時間を短縮した。物語の舞台がストックホルムでも、多くの人に共感を覚えてもらう必要がある」と脚本の秘話を明かします。

また、イーサン演じた銀行強盗のラースについては、「ニューヨーカー誌の記事は彼のことを“優しく狂暴な男”と説明した。二面性がある男を表現することにとても興味を持ったんだ。銀行強盗やスリラーを含む物語ではあるけど、僕は登場人物の性格や心理的な動きを描写したかった」と語ります。

続けて、作品の時代背景についても「本作は1973年に特定の国で本当に起きた出来事で、犯人が人質と立てこもる事件だ。だけど救助する側より、むしろ犯人のほうが人質に近い。世界の政治も、1973年のアメリカはニクソン政権だ。保守的な右派で同年、ベトナムから撤退した。スウェーデンは当時、社会民主労働党のパルメが政権を握っていた。現在の状況と似ていると思う。70年代とトランプ時代の偏執性は近いと思う。僕にとって多くの内容は、現在と通じるものがある」と語りました。

【STORY】何をやっても上手くいかない悪党のラース(イーサン・ホーク)は自由の国アメリカに逃れるために、アメリカ人に扮装してストックホルムの銀行強盗を実行する。彼は幼い娘を持つビアンカ(ノオミ・ラパス)を含む3人を人質に取り、犯罪仲間であるグンナー(マーク・ストロング)を刑務所から釈放させることに成功。続いてラースは人質と交換に金と逃走車を要求し、グンナーと共に逃走する計画だったが、警察は彼らを銀行の中に封じ込める作戦に打って出る。現場には報道陣が押し寄せ、事件は長期戦となっていく。すると犯人と人質の関係だったラースとビアンカたちの間に、不思議な共感が芽生え始める……。

監督・脚本:ロバート・バドロー(『ブルーに生まれついて』)
製作:ジェイソン・ブラム『ゲット・アウト』
劇中歌:ボブ・ディラン 
劇伴:スティーブ・ロンドン(『ブルーに生まれついて』)

出演:イーサン・ホーク、ノオミ・ラパス、マーク・ストロングほか

2018年 / カナダ・スウェーデン / 英語・スウェーデン語  / 92分 / シネスコ / カラー / 原題:STOCKHOLM / 日本語字幕:安藤里絵 
提供:ハピネット、トランスフォーマー 配給・宣伝:トランスフォーマー 
※ムビチケカード 7月31日(金)発売開始!

(C)2018 Bankdrama Film Ltd. & Chimney Group. All rights reserved. 

公式HP:http://www.transformer.co.jp/m/stockholmcase/ 

 Twitter:@stockholmcase

『ストックホルム・ケース』
11月6日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、UPLINK吉祥寺ほか

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