ウィズコロナでのハリウッド映画の撮影はどうなる? ラブシーン撮影時にも変化?

新型コロナウイルスの感染拡大により撮影が中止となっていたハリウッド。先週金曜日、ギャビン・ニューサム州知事(52)のオフィスがカリフォルニア州は映画やテレビの撮影を6月12日に再開することを許可するだろう、とコメントしたと米紙『ロサンゼルス・タイムズ』が報じました。

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しかし、映画、テレビ、音楽制作の再開には、制作が行われる郡の公衆衛生担当者の承認が必要であると、カリフォルニア州公衆衛生局は発表したそう。

具体的にハリウッドでの現場はどうなるのでしょう?  スタジオと労働組合は、撮影セットでのビュッフェスタイルの食事の廃止や、使用後の小道具を拭き取るなど、映画やテレビのセットでの従来のスタイルを大幅に変更する制作プロトコルの詳細な内容に合意したのだとか。

例えば、ビュッフェテーブルの代わりに個別包装された食事を使用し、テレビの収録での観客はマスクを着用して安全な距離を保っている場合にのみ許可。そして、すべてのセットにコロナウイルスのコンプライアンス・オフィスの設置を義務付けることなどが含まれるそうです。

また、キャストとクルーのPCR検査の義務化、体温検査、個人用の保護具の提供なども含まれるといいます。

ドラマや映画の撮影で、キャストが安全な距離を保つことはどうするのかという疑問がありますが、英紙『The Sun』によると、映画編集者の業界団体からの22ページの文書には、「密接な接触シーン」は、「リライト、削除、またはCGIを使用して制作する必要がある」と記されているそう。

ラブシーンはまさに「密接な接触シーン」。CGIがさらに進化することになりそうです。

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