レオナルド・ディカプリオ、来日記者会見「桜を見るのが楽しみ」

4月22日公開の映画『レヴェナント: 蘇えりし者』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、世界中を沸かせたレオナルド・ディカプリオ(41)。そんな彼が同作のプロモーションで来日し、23日、都内で行われた来日記者会見に登場しました。
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▲レオナルド・ディカプリオ。


詰めかけた報道陣500人からの歓声と拍手に嬉しそうな表情を見せながら現れたレオ。
記者からの質問の際、5度目のノミネートで受賞したアカデミー賞主演男優賞についてお祝いの言葉が伝えられると「アリガトウ」と日本語で答え、「非常に名誉なことだと思う」とコメント。ちなみに、オスカー像は自宅のリビングに置いてあるのだとか。
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オスカー受賞で俳優人生がどのように変わったか尋ねられると「本当に数週間前のできごとなので、俳優としてどう変わっていくかわからない。未知のことだね。自分としては変わらないことを望んでいるんだ。受賞したことはとてもありがたいことだと思っているよ。でも仕事をしているのは、受賞するためだけではなく、もともと持っていた夢とか理想を追求し、最高の映画を作りあげるということが自分の願いなんだ。自分の英雄である俳優たちの後に続きたいという気持ちなんだ。映画という芸術が大好きなんだよ」と語りました。
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『レヴェナント: 蘇えりし者』は「自分にとって特別な作品だった」と語ったレオ。「アレハンドロはいろんなテクニックでこの作品を作ったんだけれど、彼がどうやってこれだけの作品を作りあげたのか今でもちょっと理解できないんだ。永遠に映画史に残る芸術作品になったと思っているよ。このような作品には二度と関われないかもしれないし、それだけ僕にとっては重要な人生の第1章だったね」と感慨深い様子でした。
極寒の地での撮影が大変だったことを明かしたレオですが、急に暖かくなって雪がなくなる状況に陥ったのだとか。そこでアルゼンチンの南端に行って雪を探す事態になったそうです。
環境活動家としても知られているレオ、本作を通じて環境保護についても語りました。
「題材について監督といろいろと話したよ。特に環境問題、人間と自然との関係について、長い間いろいろと話したんだ。アメリカの本当の大自然、純粋無垢の場所に資本主義が入り込んで、商業が入り込んで白人対原住民との戦いになった。そういうことがこの映画の中に全部入っているんだよ。ヒュー・グラスの戦いであると同時に、アメリカの大自然が侵されていく。そしてこれは、正にいま世界中で起こっていることだと思うんだ」
日本にはプロモーション以外でも訪れているので、何度来日したのか数えられないくらいだとか。
「今まではいつも桜の開花時期に来たことがないので、とってもとっても楽しみにしているんだ」と笑顔を見せました。
©2016 Twentieth Century Fox
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『レヴェナント:蘇えりし者』
4月22日(金)TOHOシネマズ 日劇他 全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
公式サイト

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