人気急上昇の北欧女優 アリシア・ヴィキャンデル、 “尊敬する女性像” ゲルダの強さを語る

今から80年以上も前に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語『リリーのすべて』。
エディ・レッドメイン演じるリリー・エルベの妻であるゲルダ役を演じているのがアリシア・ヴィキャンデル。アリシアは第88回アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされ、今、人気急上昇のスウェーデン出身の北欧美人女優です。
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©2015 Universal Studios. All Rights Reserved.


アリシアは、「ゲルダは、ふたりの関係は変わるだろうということ、そして、愛する人を失わなければならないだろうと気づいていた。ゲルダがリリーにトランジションをするように促したことは素晴しかったと思う」と語っており、ゲルダの勇気について賞賛を送っています。
「ゲルダはできる限り、リリーをケアした。でも、ゲルダにとってそれは犠牲ではなかった。なぜなら、リリーへの愛は確かなものだったから」と話すように、リリーとゲルダの間に存在する愛は、普通の夫婦からどんな関係とも表現しきれないほどの強い絆です。
そして、「何よりも、心から愛するリリーが自分自身を愛することができるのなら、苦労の甲斐があったと思うようになるの。そういった彼女の心境の変化を表現することに心を注いだわ」と役作りについて語っており、その変化は見事にゲルダへ映し出されています。
また、「ゲルダは私が尊敬する女性像なの。彼女は、その人物が自分自身で気づくよりも前に、その人が何を望んでいるのかを理解することができた。リリーの存在にいち早く気づいてそれを表に出させたのは、ある意味ゲルダだもの」と話し、「誰かを心から無条件に愛した時、その相手に本当の自分でいてほしいと考えるものだと思うわ」と明かすのは、自分らしく生きることを望んだ主人公リリーの一番の理解者であり続けたゲルダへの尊敬の想い。
「リリーが辿った人生に感動せずに劇場を後にする人はいないと思う。これはリリーとゲルダのラブストーリーであり、何よりも自分を愛することを学ぶラブストーリーでもある」とアリシア。
人を愛するとはどういうことなのかを斬新な角度から描かれている『リリーのすべて』。オスカーの目玉作品に世界が注目しています!
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『リリーのすべて』
2016年3月18日(金)全国公開
配給:東宝東和
©2015 Universal Studios. All Rights Reserved.
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