ヒラリー・スワンク、10年ぶりの日本を堪能

23日、来日中のヒラリー・スワンク(41)が、記者会見に続き、主演作『サヨナラの代わりに』の舞台挨拶に登場。『ミリオンダラー・ベイビー』以来のヒラリーの大ファンという黒木メイサ(27)さんとご対面しました。
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▲ヒラリー・スワンクと黒木メイサさん。


『サヨナラの代わりに』は、難病ALSを発症したことから人生が一変してしまった女性ケイトが、介助人として雇った大学生ベックとかけがえのない絆で結ばれる様子を描いたヒューマンドラマ。
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▲花束贈呈。
一足先に作品を鑑賞したという黒木さんは「本当にすてきな作品で、公開されてからもう一度映画館で見たいと思っています。女同士の友情、そして自分らしくいることの素晴らしさが描かれています」と作品の魅力を語り、「私は『ミリオンダラー・ベイビー』が大好きで、ヒラリーが出演した『ボーイズ・ドント・クライ』『P.S.アイラヴユー』を見ていますが、タフでかわいい女の人を演じることができるヒラリーが大好き。今日はお会いできてうれしいです」と喜びを語りました。
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また、黒木さんからはヒラリーに「病気のせいでだんだん体が動かなくなっていく顔の表情が印象的でした。演じるときに注意したことはありますか?」という質問が投げかけられ、ヒラリーは「舌が使えなくなってからのシーンですね」と回答。
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病気のため舌が動かなくなってからのシーンは、喉だけで空気をだして発声しなければならなかったそう。「でも、これが難しい。多くのシーンでは、エミー演じるベックが通訳してくれるのだけれど、そうではないシーンもあって。観客がわかるように、なおかつリアルに演じるのは難しかった」と振り返ったヒラリー。
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「この作品はフィクションですが、この脚本に出会うまで私はALSについてよく知りませんでした。役作りのために患者の方々と会ったのですが、みなさん自身のパーソナルな話をシェアしてくれたのです。そのため、私は患者の方々、それぞれのストーリーを代弁する気持ちで演じました。映画としてもこれだけ細かくALSについて語ったのは初めてだと思いますし、大切な作品です」と語りました。
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今回、10年ぶりの来日となったヒラリーは、東京国際映画祭の前に数日オフがとれたので、歌舞伎を見に行ったと語り、「衣装もお芝居もとーっても素晴らしかった。こんなの見たことないと思いました」と興奮の面持ち。他にも渋谷、箱根に行ったとか。「でも東京にいても、文化に触れて、みなさんから温かく迎えてもらえて感動しました。それに日本食がおいしい」と日本の印象も語ってくれました。
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『サヨナラの代わりに』
11月7日(土)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA他全国ロードショー!
配給:キノフィルムズ
©2014 Daryl Prince Productions, Ltd. All Rights Reserved.
公式サイト

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