映画『スガラムルディの魔女』アレックス・デ・ラ・イグレシア監督来日記念パーティーが開催

14日、スペイン映画『スガラムルディの魔女』(11月22日公開)のアレックス・デ・ラ・イグレシア監督とヒロイン役を演じた妻で女優のカロリーナ・バングを囲むトークショー&パーティーが行われました!!
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▲アレックス・デ・ラ・イグレシア監督とカロリーナ・バング。


映画『スガラムルディの魔女』は、失業し、妻に逃げられたダメ男の主人公が、同じような境遇の仲間と子連れで強盗を決行。タクシーに飛び乗ってパトカーをかわし逃走したものの、魔女伝説の地・スガラムルディに迷い込んでしまい、魔女たちにとらえられてしまうという魔女ムービー。
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▲映画について語る監督夫妻。
主人公について監督は「逃走するのは3人の男ですが、全員が女性との悲しい過去を持っています。ひとり目は妻から夜の営みを強制されるのに耐えられなくなった男。2人目は離婚した男で週に何日か息子に会える、その日に子連れ強盗をしてしまいます。そして3人目は逃走に巻き込まれたタクシードライバー。大変な災難ですが、彼にとっては夜遅くなって家に帰ってヨメに怒られる方がコワイんです」と説明。
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▲今年6月に結婚。
一方の魔女は怒れる女性を象徴しているとのことで、「私はフェミニストです。女性は悪意に満ちた存在だと思っていますが、男はバカ。バカより悪意がある方がいい。女性は男性のあばら骨のひとつでないことを強調したい」と語っていました。
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主人公のたちが緊迫した状況でも女性を口説こうとするシーンがあることについて「2つのものが共存するのが人生。パーティーで笑うのは意味がない。お葬式で笑う方が意味はありますね。苦悩も後から見ると面白いってこともありますよね」と解説。
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そんな監督が影響を受けたものとは「たくさんありますけれど、いちばん影響を与えてくれるのは、ロクな作品を作らない作家、もしくは退屈なプログラムを作るディレクター。これらは反面教師として人々を楽しませる作品を作らなければと私をプッシュしてくれます」と、最後までウィットに富んだ受け答えで笑わせてくれました。
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▲魔女たちと。
『スガラムルディの魔女』
11 月 22 日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給:松竹メディア事業部
公式サイト

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