オーランド・ブルーム、『ケープタウン』での役づくりを熱く語る

27日、昨日来日したオーランド・ブルームが最新作『ケープタウン』の来日記者会見に登場しました。
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▲オーランド・ブルーム。


『ケープタウン』は南アフリカ・ケープタンを舞台に凄惨な殺人事件、多発する子どもの失踪事件など、街に潜む闇に迫ったサスペンス・アクション。

オーランドはこの作品で、これまでクリーンなイメージで“王子様”的な役柄が多かった彼が、この作品では別れた妻との間に問題を抱え、息子とも疎遠になって酒とクスリに溺れている警官という役どころに挑戦しています。
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▲会場に詰めかけたカメラに笑顔。
この作品に出演を決めた理由について、「なんといってもキャラクターが決め手。僕が演じたブライアンは自堕落なんだけど、矜持、価値観、正義感を持っている。とても演じ甲斐があると思ったんだ」と語り、共演のフォレスト・ウィテカーについては「彼は素晴らしいアーティストで、とても才能あふれる彼とスクリーンをシェアできたことは光栄だと思っています」と振り返っていました。
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▲連日、ステキなシャツを着用しているオーリー。
これまでとは異なる役柄への挑戦も、監督から「振り切ってやろう」と言われ、楽しみながらできたとか。「ブライアンは警察官なんだけど、南アフリカの警察官というのは、本当に大変なんだ。撮影の前に4〜6週間、南アフリカで過ごして、文化や南アフリカの男であること、南アフリカの警察官として生きる厳しさついて知ることができたのが大きかった。南アフリカでは人の命の価値も重くない、これは警察官としては仕事が大変になることを知った。ブライアンは警察官として、そんな厳しい現実と直面したくない気持ちから、タバコ、アルコール、薬に依存しているんだ」とキャラクターづくりについてコメント。
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▲役づくりとしてボディも鍛えたそう。
そうした厳しい環境で生きる南アフリカの警察官はマッチョな人が多いとか。演じるにあたり、アクセントと肉体に気をつけたそうで、6カ月にわたり、ウェイトトレーニング、カーディオ、そしてダイエットを行ったそうです。
今回、約7年ぶりの来日となったオーリーは、昨日、さっそく街に繰り出したそうで、原宿、渋谷などを歩きまわったとか。日本の若い世代のカルチャーはユニークで、それがヘアやファッションにあらわれていると思うと感想を述べていました。
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▲恒例、カメラへの手振り。
さらに記者会見には、オーリーのファンだという佐々木希さんも登場し、花束を贈呈。
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▲花束は母にプレゼントすると言っていました。
佐々木さんは映画『エリザベスタウン』を見て、グッと来てしまったとか。
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▲美男美女のツーショット。
最後にオーリーは「みなさん、映画『ケープタウン』をぜひ楽しんでください。自分も素晴らしい経験をしましたし、演じた役柄もこれまでとまったく違い、やりがいもありました。違うタイプの役も見て楽しんでいただけるとうれしいです。そして、いつもサポートをありがとう。ミンナ、ダイスキ」と日本語を交えてメッセージをおくりました。
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▲さわやかに去っていくオーリー。
『ケープタウン』
8月30日(土) 新宿バルト9他にてロードショー
配給:クロックワークス
公式HP

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