クロエ・グレース・モレッツ衝撃発言「バイクの免許は持っていないの」

映画『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(公開中)で、またまた大暴れ! ちょっと大人になったミンディ・マクレディ/ヒット・ガールを演じているクロエ・グレース・モレッツが、役づくりや仕事への思いを語ったインタビューが届きました!
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Q:ミンディのようなアウトサイダーの役を好むのはなぜ?
クロエ:
私はただ自分と正反対の性格を持つキャラクターを選んでいるだけ。それこそが演じることだと思っているから。もし幸せな家族の中で育った幸せな女の子を演じるとしたら、それは演技ではないわ。崩壊した家族の中でたくさんの問題に立ち向かっていくような、自分と正反対の役を演じることが好きなの。演技をしているからこそ、こうやって感情を表現して、普通の人だったら話さないようなことについて話せるけど、クロエとしてやっていたら、今頃、精神がおかしくなっているでしょうね。私にとっては、セラピーのようなものなの。
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Q:ヒット・ガール役に備えてどんなトレーニングをした?
クロエ:
特に柔術や武道をやったわ。筋肉がないほど、色々なことができる。てこの原理ね。アーロンとやってきたことはすべて「てこの原理」だった。自分がまだ小さいときは重心も低い分、背の高い相手を投げるのは今よりずっと簡単だったわ。
Q:今でもトレーニングは続けてる?
クロエ:
続けようと頑張ってる。こういうトレーニングはケガをしやすいから難しいの。ケガだけは避けたいわ。だって、大好きな仕事を休まなくてはならないから。一番最悪なのは、家にいて「なんで私あんな所から飛び降りたの?」とか「なんでわざわざ足首をケガするようなことしちゃったの!?」なんて嘆く状況になることね。
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Q:バイクは自分で運転したの?
クロエ:
いいえ。免許は持ってないの!
Q:本作でお気に入りのシーンは?
クロエ:
好きなシーンは、クリスが革のコスチュームを着たところ。すごい面白かったし、この映画にピッタリだと思ったわ。
Q:一番難しかったシーンは?
クロエ:
体力的に一番キツかったのは、バンの上でのシーン。走るバンの上に乗って、動き回るの。そこが一番難しかったと思う。
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Q:マザー・ロシアとの戦闘シーンには恐怖を感じた?
クロエ:
マザー・ロシアを演じているのはオルガという女性。ピッタリの名前でしょう。元々身長が2mあるのに、さらにヒールを履いているので、ほぼ2m10cm。私は身長が1m65cmなので、自分より1mも高い人が前にそびえ立っている感じ。首にも手が届かない大柄な人を相手に戦闘シーンをするのはヘンな感じだったけど、楽しかった。でも実際の彼女は本当に愛らしい人。撮影のオフタイムになると、すぐにスナックバーに走っていってサンドイッチを60個くらい取っちゃうような、お茶目な人なのよ。
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Q:『キャリー』で演じた役とミンディとの間で相乗効果はあった?
クロエ:
両方とも学校という場所が苦手。そこが2人の共通点ね。あと、キャリーには彼女を異常に愛する高圧的な母親がいる。ミンディ―にも継父がいて、彼の愛情も強すぎるの。そんな中でキャリーとミンディは、誰にも監視されない状態で自分探しをしようとする。そこが2人の共通する部分ね。でも、ミンディは誰よりも強い女の子なの。彼女は自分が何が欲しいかを分かっているし、それを手に入れる方法をわかっている。それに、誰にでも立ち向かっていける。学校での勝負では振り落とされているけど、それでも最終的には勝利を収めている。一方で、キャリーは、人から色んなことをされる。唾を吐かれて、蹴られて……。それを受け入れてしまうのが彼女の悪いところで、すべてを心の中に押し込めてしまう。ミンディはそれとは正反対よ。自分の気持ちを叫んだり、闘ったり、わめいたりすることに躊躇しないわ。
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Q:キャリーを演じることが大変だった理由を教えてください。
クロエ:
感情的な部分が一番大変だった。私自身とは真逆だったので、自分の常識をすべて引きはがさなければならなかったの。私は世間の中で色々なものを見てきているけど、キャリーは家の中のものしか見ていない。母親によってクローゼットに閉じ込められるの! 今まで演じたなかでも影のある暗い役だった。キャリーは脱出できる方法を知らないし、そんな場所に閉じ込められることで自分の殻に閉じこもってしまう。恐怖以外の何物でもないわ。私だったら、そんな状況から抜け出すために何でもやるわ。ABBAの音楽を何度も聴いたりして、自分は自由なんだ、自分は大丈夫なんだ、って確認するわ。
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サブ4
Q:ヒット・ガールの方が体力的にはきつかったのでは?
クロエ:
体力面で言えば一番大変な役だったわ。キャリーは感情面できつかった。『キャリー』の撮影から、週末の休みをはさんですぐに『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』の撮影に入ったの! 『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』は今までの中でも一番体力的に大変だったけど、すごく面白かった。1年の間にこういう役柄を連続してできるチャンスなんてめったにないからね。
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Q:高校には通ってないんですって。ホームスクールと聞きましたが?
クロエ:
9歳の頃から家庭教師に教わっているの。初めて映画に出演してから11年間、同じ家庭教師の方に教わっているわ。学校はすごく大事だと思っているし、大学にも進学したい。でもだからといって、キャリアを捨てたくはないの。
Q:尊敬する俳優は?
クロエ:
ヘレナ・ボナム=カーター、ジュリアン・ムーア、ナタリー・ポートマン、ウィノナ・ライダー、メリル・ストリープが好き。彼らのようなビッグスターからは、必ず自分のキャリアに役立つような何かを得ることができる。色々なことを吸収したいと思っているわ。
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Q:友達はあなたの映画やキャリアについて何て言っていますか?
クロエ:
友達は友達。9歳の頃から知っているし、私の映画やキャリアについてはまったく気にしていないわ。「ティーン・チョイス・アワード」に、私が出演しているのをみて、スゴイねって言ってくれるし、応援してくれている。私が幸せでいることを願ってくれているわ。でも、みんなといるときはあまり仕事の話はしたくない。彼らもそのことを知っているし、私も友達に学校で何をしているかなんて聞かないわ。「今日の数学では何を習ったの?」なんて話もしないしね。普通に会って、映画に行ったり、お泊りをしたり、ご飯を食べたり。普通の子と同じよ。
Q:一緒に学校に行ってないことを寂しく思ったりしない?
クロエ:
それはまったくないわ。世界中を飛び回ることができる環境に感謝してる。歴史の教科書で学ぶようなことを実生活で体験できるし、歴史の教科書に載っている写真の建物を実際に目の前で見ることもできる。すごく面白い時間を過ごしているし、とても満足してる。
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Q:若くして俳優として成功しながら、地に足のついた生活ができるの理由は?
クロエ:
家族ね。他にも周りにいる人の中から、自分と同じ心を持った人を選んだりもするわ。PRの人だったり、ヘアメイクアップの人だったり。人は善良な人と付き合わなければならないわ。1つ腐った卵があると全部腐っちゃうからね!
Q:役を決めるとき、お母さんからの同意を得てる?
クロエ:
ええ。母はわたしが出演する映画の脚本にはすべて目を通しているわ。私が読む前にね。前作の『キック・アス』の脚本を読んで私のところにもってきたのも実は母なのよ!
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キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』
2月22日(土)より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国公開中
配給:東宝東和

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