話題の人気ドラマ『リベンジ』のエミリー・ヴァンキャンプ、真田広之さんにインタビュー!!

アメリカで2011年9月に放送を開始したドラマ『リベンジ』は、初回放送をなんと1,020万人が視聴したという話題作!
日本でもDlifeにて3月の放送開始以降、早くも人気となっています。
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家族を崩壊させた者たちをジリジリと追いつめ、復讐を果たしていく謎めいた主人公を演じるのは、人気急上昇中の女優エミリー・ヴァンキャンプ。
さらに同作には、世界を舞台に活躍している真田広之さんが出演! 主人公の復讐を助けるために訪れた謎の投資家「タケダ」として第9話以降に登場します。
今回、ドラマのプロモーションで初来日を果たしたエミリー・ヴァンキャンプ、そして真田広之さんのおふたりにお話を伺ってきました!


ドラマの継続が非常に難しいアメリカのテレビ業界で、放送開始後1カ月を待たずして22話までの制作続行が決定したという『リベンジ』。キャストのおふたりが思う、ドラマの人気の秘訣とは?

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リベンジ(復讐)という感情自体は、国籍や文化を超えて誰しもが抱くものだったりするので、その感情を多くの人にアピールしていることも、このドラマがすごくヒットしている理由ではないでしょうか。そしてやはり、人物像がとてもよく描かれているドラマであることが成功の秘訣だと思います。あと、誰しもが今、なんとなくエスケープできるようなものを求めているので、復讐劇ではあるけれども、とてもエンターテインメント性があるこのドラマは、そういった意味においても受け入れられているのではないかと思いますね。
真田:彼女の魅力でしょう(笑)。それをとりまくすべてのキャラクターなどが脚本の段階で優れているということ。また、映像化するスタッフのクオリティの高さ。そういったものが大きいと思いますね。あとは愛であったり、心の葛藤だったりがドラマの根底に流れているので、復讐劇ということだけがマニアックに突き抜けてしまうのではなくて、いいバランスで散りばめられているのではないかと。それが一番、多くの人に認められた要因じゃないでしょうか。
父が無実の罪で投獄されて、少女アマンダの幸せだった人生は一変。さらに、仲間の策略にはまった父は無実の罪で終身刑となり、亡くなってしまうという悲劇に。実は、その少女アマンダが成長し、復讐のために名を変えて現れたのがエミリーだったのです。
美人で頭が切れるセクシーな女性エミリー。感情を抑え、隠された別の素顔を持つ主人公を演じるうえで何か工夫していることはあるのでしょうか?

エミリー:バランスですね。復讐にかられているので悪いこともしてしまうんですが、実際に父親を子供の頃に奪われてしまうという計り知れないようは苦しみを彼女は味わっているんです。感情を抑える部分もあるのですが、弱さもちゃんと見せる。そういう弱さを、幼い頃のフラッシュバックなどを通じて観客に見せていくのはすごく大事だと思うんです。彼女がなぜそういうことをしてしまうのか、どうしてそういう気持ちに駆られてしまっているのか、という理由が分かるし。誰かを殴ったりしているのと同じようなバランスで、弱さも見せていくのが大切なんじゃないかと思います。
Ⓒ ABC Studios
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そんな主人公の復讐を助けるため、彼女のもとを訪れた謎の人物が、真田さん演じる日本人投資家「タケダ」。実はエミリーの師匠でもあり、ドラマのキーパーソンとなっています。作品での役どころはもちろんのこと、アメリカのドラマでどのように「日本人」が演じられるのかも気になるところです。そのあたり、現場ではどうなのでしょう?
真田:話をいただいた時点でクリエーターの方、プロデューサーの方とお話をしました。どういうキャラクターで、日本人がどういう描かれ方をするのかとか、政治的、宗教的なスキャンダルなどが絡むのか、絡まないのかとか。やはり、日本の視聴者が見ておかしいと思うような日本人像は演じたくないということが、向こうで活動しているうえで自分の中でも大きな比重を占めているので。過去には、誤解やゆがめられたイメージみたいなものがあったと思いますが、自分の世代でそれを変えていきたいということも、向こうへ飛び込んだひとつの理由でもありますし。今回もそれはきちんと確認をして、あらかじめクリアしました。現場に行ってからでは遅いですからね。それは気をつけているつもりなんですけど。ただ、古典ではないですし、現代ものですから、すべて「日本人がこうであらねば」っていうものではないと思うんです。最低限の危険なところだけ避けるようにして。あとは、もうナニ人とかではなく、彼女にとってどういう存在なのかということです。お客さんにとってどう見えるべきなのかと。役柄と同時に、全体の中においての役割からつくっていくっていう感じですね。
エミリー:ドラマの中で日本語をしゃべるのですが、真田さんにいろんなアドバイスをいただきました。日本語の発音のトレーナーはいるんですけど、実際のしゃべり方ってあるじゃないですか。そうしたことも全部、真田さんにアドバイスをいただいて。ドラマで日本人がちょっと違った描かれ方をされがちですが、真田さんがしっかり演じてくださるので、私もすごく助けてもらっています。
真田:そういう風に思ってくれる人だったから、こちらも言えたし、楽しめたと思います。
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濃密かつ予測不可能に展開していくストーリーが『リベンジ』の大きな魅力!
よりドラマを楽しむための見どころは?

エミリー:パイロット版で婚約のシーンが出てきましたが、そこから番組が始まっていて、エピソード15ではちょうどそのシーンになるんです。婚約の話にまた戻るんですけど、15の中ではパイロット版のときには想像もつかなかったような人物が登場したり、出来事が起こったり。とにかく、いろんなことが明らかになります。みなさんにも楽しみにしてほしいエピソードですね。
真田:いろんな登場人物とか、前半戦でまかれた種がどんどんどんどん絡み合ってきて、芽をふいてきて、ざくざくざくと後半刈り取っていく、その醍醐味ですね。そこで、いろいろ壁にぶち当たったり、悩んだりしながら、彼女がどう成し遂げていくのか。これはもう、本当に一回も見逃せないものだと思うので、是非楽しみに見ていただければ、と。
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「作っていくこと自体がすごく楽しい番組です。日本で成功していることも本当に嬉しいので、もっともっとこの番組が日本で末永く続くことを祈っています。楽しみにしていてくださいね!」とキュートなスマイルで日本のファンにメッセージを送ってくれたエミリー。真田さんとの息もピッタリで、ドラマでの共演シーンが本当に楽しみです!
ヘアメイク:KEN(AVGVST) 大和田 明子(AVGVST)【エミリー・ヴァンキャンプさん】高村義彦(SOLO.FULLAHEAD.INC)【真田広之さん】
真田さんが出演するエピソードは、第9 話『秘密』(5 月12 日夜9 時~)と第10話『阻害』(5 月19 日夜9時~)。
お見逃しなく!!

(Miwa)

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主人公エミリーの復讐のターゲットであるグレイソン家で開かれた新規投資家を集めたパーティーに真田さん演じる謎の日本人投資家“サトシ・タケダ”が登場。巨大な資産を持つだけではなく、エミリーにとって復讐の手ほどきをしてくれる重要な人物を、真田さんがどう演じていくのかが見どころ。
『リベンジ』
Dlifeにて毎週土曜21 時~(吹替版)、毎週金曜23 時~(字幕版)放送中

あの婚約パーティーの謎を解く第15 話に向け特別編成をオンエア!

「リベンジ」前半の要となる第15 話の放送に向けて、6月23 日(土)はこれまでのリベンジを一気に総ざらい!
第1話から第4話までの放送後、特別番組「リベンジおさらいスペシャル(仮)」と題し、第14 話までの特別総集編が放送されます。
「オール アバウト リベンジ ナイト」6月 23 日(土)17:00~22:00

 
BS 新チャンネル<Dlife>(BS258)
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