「肉体美はすべてCGだよ(笑)」映画『ジョン・カーター』記者会見

1日に行われたジャパン・プレミアに引き続き、昨日、映画『ジョン・カーター』の記者会見が行われ、アンドリュー・スタントン監督、テイラー・キッチュ、リン・コリンズが登場!! さらに特別ゲストとして、ウォルト・ディズニーと同じ12月5日生まれの小林幸子さんも駆けつけました。
IMG_3667
▲背後でサーク族皇帝タルス・タルカスが見守っています。
記者会見は、まず監督、テイラー、リンの3人でスタート!!


IMG_3621Q この映画で主役に選ばれた気持ちは?
テ:
自分がディズニーファミリーの一員になれるとは思っていませんでしたが、とても光栄なこと。主役を演じただけでなく、すばらしい人々と仕事ができた。そして映画に携わった全員がファミリーのような気持ちになれた。これもめったにないことだと思っています。
リ:ディズニーといえば、人種や階級、国境などに関係なく、どんな人々も楽しめる作品を作ってきました。そのディズニーの生誕110周年というのはお祝いすべきこと。そして今回、私もディズニープリンセスの仲間入りができました。4歳の頃からの夢が叶ったわ。
Q これまでそうそうたる監督が映画化を模索されていた原作ですが、プレッシャーは?
監督:
どの映画を撮るときも簡単だと感じたことはなく、常にやったことがないことにチャレンジしてきました。しかし、特にこの物語、キャラクターは、映像で見たいと、子どもの頃から考えていたので、最大のプレッシャーはファンとして自分がずっと思い描いていたことが、本当に思った通りにできるか、ということでしたね。
Q 原作ファンの男子にとって、デジャー・ソリスは一度映像で見たい存在。リンさんをヒロインに選んだ理由は?
監督:
「私を助けて」というプリンセスではなく、生身の人間で、誠意を持ってこの惑星を救いたいという内なる情熱、力強さを秘めているプリンセスにしたかった。リンはオーディションで部屋に入ってきたとき、そのすべてを持っていることに気づいたんです。「ハロー」という一言で決めましたよ。
IMG_3618Q 監督は初実写映画ということですが、テイラーとリンからみて監督のスタイルはいかがでしたか?
リ:
今回、私の衣装は露出が多く、せりふもふだんは使わない言葉が多く、とても不安ではあったんですが、次第に私の周囲にはセーフティーネットが張り巡らされていることに気づきました。それが監督だったんですね。ですから私は女優として、人間としてできる限りのことを自由にやらせていただけました。
テ: 監督との仕事はすばらしく、友情をはぐくむことができた。現場で大切なのは信頼。ときどき、とても奇妙なことを要求されたりする現場でしたが、彼は一緒に戦場に戦いにいきたいと思うような監督。ぜひもう一度仕事をしたいですね。
Q テイラーさんは、4月13日にはメジャー作品が2本同日公開されますが、感想をお聞かせください。
テ:
過去2年で3本の映画に出演しましたが、とてもすばらしい方々と仕事ができた。自分は極力シンプルに、自分を向上させてくれる人々と仕事をしようと思っているから、大作かどうかは関係ないんです。
Q テイラーさんは男性もうらやましく思う肉体美を披露していましたが、どんなトレーニングをしたんですか?
テ:
CGだよ(笑)。すべての予算はそこにつぎ込んだ(笑)。大スクリーンで見てもらうは、目に優しいものの方がいいでしょう。撮影前に映画のイメージを表したビデオを見たときに、見た目をどうすべきかわかったので11カ月間ダイエットやトレーニングをしたんです。
IMG_3632Q リンとテイラーは2度目の共演ですが、エピソードは?
テ:
前作「ウルヴァリン」での共演シーンでは、すでに彼女は死んでいたので(笑)、2人の息はピッタリでした(笑)。彼女とは、信頼関係はできていたので、今回はよりリスクをとることができたと思う。
リ:一度、スクリーンテストがあって、そのときジョン・カーターの横っ面をはたくという場面を演じたんです。そこでテイラーが「思いっきりやっていいよ」というので、本当に思いっきりたたきました。私、テキサス出身ですから。それで2人とも役がもらえたと思ってます(笑)。
Q 今回、モーションキャプチャーという技術を利用していますが、その感想を教えてください。
監督:
モーションキャプチャーはツールでしかありません。すばらしい俳優の演技があってこそのものです。特にウィレム・デフォーはとても勇気があることに、カメラの前で何もしない演技をするんです。これはアニメーターにはとても考えつかないこと。それは名優だからこそだと思いました。
というところで、質疑応答は終了。その後、小林幸子さんが登場したのですが、小林さんは、「年齢は違えど、ウォルト・ディズニーさんと同じ誕生日です! 私はディズニーの大ファンで、どれくらい好きかというと、シンデレラでございます!」と言って、お着物を披露!!
IMG_3652
帯にはシンデレラ城が!!
IMG_3653
▲ステキです☆
小林さんは「110周年記念作品ということで、ものすごいスケールの大きさにびっくりしました。また、ジョン・カーターとプリンセスの恋の行方もどうなるのか、ハラハラドキドキでした。あと、クリーチャーも迫力があって、本当にスケールが大きく、大人も子供も楽しめる映画になっていると思います」と映画の感想をおっしゃってました!!
テイラーもリンも、記者会見中に爆笑したり、冗談をいったりしていて、気どらないとっても楽しい人たちという印象でした!!
© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
【解禁時間1月20日(金)午前10時】メイン
『ジョン・カーター』
4月13日(金)丸の内ピカデリー他 3D・2Dロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

(makiko)

ページ上部へ戻る