ウィリアム王子&キャサリン妃が2ショットで出席!! 映画『戦火の馬』ロンドン ロイヤル・プレミア

3月2日(金)公開のスティーブン・スピルバーグ監督の最新作『戦火の馬』。そのロンドン ロイヤル・プレミアが、現地時間8日(日本時間9日未明)に行われ、昨年4月にロイヤル・ウエディングをあげたウィリアム王子とキャサリン妃も出席!!
2shot
▲ビニール傘(?)の広がり方もタダモノではない感じで、なんだかステキ!! 
キャサリン妃のドレスはロンドンのデザイナーアリス・バイ・テンパリーのものだそうです。


このプレミアは、英国王室ウィリアム王子とハリー王子が運営する慈善団体のチャリティイベントとして開催されたもので、午後5時頃、会場であるレスタースクエアに、スピルバーグ監督とジェレミー・アーヴァイン、トム・ヒドルストン、ベネディクト・カンバーバッチそして馬のジョーイらキャスト陣が登場。
馬ジョーイとジェレミー
▲スピルバーグ監督、馬のジョーイとジェレミー・アーヴァイン
続いてウィリアム王子とキャサリン妃が到着。このとき、ロンドンは小雨が降っていたそうで、王子がキャサリン妃に傘をさしかけ、2人は1つの傘でゆっくりとレッドカーペットを歩いたそう。ちなみにキャサリン妃は9日が30歳のお誕生日!!
ところで、『戦火の馬』とはどんなお話かというと、

第1次大戦前夜のイギリスの農村──貧しい農家にひきとられた1頭の美しい馬は、ジョーイと名付けられ、この家の息子アルバートとかけがえのない絆で結ばれる。だが、開戦によってジョーイはアルバートから引き離され、英国軍の軍馬として最前線に送られてしまう。死と隣り合せの過酷な日々の始まりは、ジョーイの驚くべき旅の始まりであり、彼がやがてめぐりあう戦時下の人間たちの、切なくも美しいドラマの始まりだった…。

というもの。
原作は、英国王室から叙勲もされているマイケル・モーパーゴが、1982 年に発表した同名小説。2007 年には、舞台劇としてロンドンのロイヤル・シアターで上演され、「希望」と「絆」をテーマにした感動の物語が人気を博し、数々の演劇賞を受賞。評判を聞きつけたエリザベス女王もエジンバラ公と共に何度かお忍びで劇場を訪れたことがあるのだとか。
ウィリアム王子&キャサリン妃も、会場のオデオン劇場(1600 名収容)でスピルバーグ監督らスタッフ&キャストとお話されていた様子。
キャサリン妃と監督
▲スピルバーグ監督に語りかけるキャサリン妃
そんなスピルバーグ監督のコメントが届いています。

エリザベス女王とチャールズ皇太子、故・ダイアナ妃夫妻を迎えたロイヤル・プレミアに出席した経験はあるけれど、ケンブリッジ公爵夫妻にお会いするのは初めてなんだ。英国王室の新世代を象徴する2人が今日こうしてプレミアに来てくれて、すごく嬉しく思っている。この映画は『プライベート・ライアン』やTVシリーズ「バンド・オブ・ブラザーズ」のような、いわゆる“戦争モノ”ではなく、“絆”というテーマを中心に、動物が人々を結びつけ、人間の善の部分を引き出す存在になり得る、ということを描いている。戦争映画ではあまり描かれることのない、そういった叙情的テーマを描いたつもりだ。

王子とス
▲スピルバーグ監督とお話するウィリアム王子
ジェレミー・アーヴァインのコメント。

すごく光栄だよ。僕の姿を王室の方たちにスクリーンで観てもらえるだなんて、信じられない気分だ。本当にエキサイティングだね。イギリスの普遍的な文化の1部として多くの国民に愛されるこの物語の映画化に参加できたのは、とても光栄なことだと思っています。迫力満点の戦闘シーンはとても好きだけど、一番好きなシーンと言われても、どれか1つは選べない。どのシーンをとっても素晴らしいからね。

トム・ヒドルストン

この映画に参加できたことも、ロイヤル・プレミアに来られたことも、すごく嬉しく思っている。ケンブリッジ公爵夫妻がこの映画を気に入って応援してくれているのは本当に光栄なことだね。この映画は思いやりの大切さを教えてくれる素晴らしい作品だし、観客もきっと気に入ってくれると思う。残酷な戦争に巻き込まれながらも果敢に行きぬくジョーイという奇跡の馬は、敵味方関係なく出会ったすべての人々に勇気と優しさを運んでくれる。人に優しくあれ、という素晴らしいメッセージをもった作品だ。日本の皆さん、この映画を是非楽しんで下さい。震災で苦しむ皆さんに、心からの愛を贈ります。

アカデミー賞最有力候補としても大注目!!
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戦火の馬』
3月2日(金)全国ロードショー
公式サイト
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

(makiko)

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