マイケル&マラドーナ

開幕前には予想できなかったほど、盛り上がったサッカーW杯。日本代表はがんばった!! けどパラグアイに負けてしまい、とっても残念だったのですが、爆笑の帰国会見を見て、一段落ついたという方、きっと多いですよね。
試合時間が深夜なこともあって、私も6月はつい夜更かしして、昼間は頭がぼーっとしがち。でも、7月に入り、だいぶ通常の状態に戻ってきました。そこで、セレブ・ウォッチング・ライフに戻る手始めとして、6月25日が命日だったマイケルの映画、『マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔』を見に行くことに。
ところが、映画が始まってすぐ、「おや? どこかで見たような……」、と思ったら『This Is It』というタイトルが!! なんと、見る映画を間違えてた! 『マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔』『マイケル・ジャクソン This Is It』って、タイトルが似すぎちゃいませんか? 2度目の『This Is It』もとってもよかったけど、私と同じ間違いして、ボケた!? と不安になった人、多いのでは? 気をつけましょうね〜。
 
そして翌日、『キング・オブ・ポップの素顔』を見たのですが、これはマイケルが生まれ故郷、インディアナ州のゲイリーという町を訪れたときの様子やお誕生日を祝うファンとの集い、ネバーランドでのイベントなどの映像をまとめたもの。
マイケルってこういう人だったんですねー☆
たとえば、マイクをオンにしたままトイレに入っちゃったり(もちろん音は聞こえません)、移動中のリムジンから沿道のファンを眺め、巨乳な女子を見つけて大喜びしてたり、香水を下半身(ズボンの上から)に大量にスプレーされて「ヒリヒリする」なんてはしゃいでたり。
あのガリガリな体型と、ソフトな話し方や物腰から、いろんな欲を超越した煩悩フリーな人だと思ってたから、ものすごく意外で。生前からこういうキャラもどんどん出してくれたら……、と思いましたですよ。とはいっても、マイケルはあまりにスーパースターだったし、今さら言ってもしょうがないんですけどね。
WENN.com / Zeta Image
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亡くなる約2カ月前。ショッピング中
その一方で、サッカー界でおもしろスーパースターといえば、やっぱりマラドーナさんなのでしょうか。今回はアルゼンチン代表の監督でしたが、ともすれば選手以上に目立ってましたよね〜。
彼は引退後に薬物に手を出したり、ものすごく太ってしまったり……。5月に行われたW杯メンバー発表の記者会見の日には、取材で集まったカメラマンの足の上にクルマで乗り上げてしまうなんてことも。しかも、ひいた相手に謝るどころか、「ばかやろう! なぜクルマにひかれる場所に足をおいておくのか?」と言ったとか。サッカー以外では、ダメな部分も丸出しで、目が離せないお方です。
しかし、そんなマラドーナ監督率いるアルゼンチンも昨日、4-0でドイツに大敗。監督は「顔を蹴られたような気分だ」と語ったそうですが、確かに、記者会見の映像を見ると、一気に10歳は老け込んだような顔になっていて。あまりのわかりやすさに、気の毒を通り越して笑いそうに……。
 
そんなこんなで、約1カ月間、サッカーで泣いたり笑ったりさせてもらってるのですが、日本代表もマラドーナも姿を消し、ゲームもあと4試合になってしまって、寂しい限り。気がついたら、夏物のバーゲンも始まってるしで、私のなかでは早くも「今年の夏は終わった」という気分になっております。

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