- 2026-7-15
- ENTERTAINMENT
- ラスト・サバイバー
SF映画の概念を覆した不朽の名作『ブレードランナー』(82)や「エイリアン」シリーズ(79~)など、映画界で数々の金字塔を打ち立ててきた、巨匠リドリー・スコットが、「史上最高のディストピア小説」の一つとも称されるピーター・ヘラーのベストセラー小説「ドッグ・スターズ(邦題:ラスト・サバイバー)」を全世界待望の映画化!映画『ラスト・サバイバー』が、8月28日(金)、劇場公開を迎える。主演を務めるのは、ギレルモ・デル・トロ監督の映画『フランケンシュタイン』で、第98回アカデミー賞の助演男優賞に初ノミネートもされ、今ハリウッドで最も注目を集めている俳優ジェイコブ・エロルディ。絶望が広がる終末世界で、わずかな光《希望》を追い求める物語を描く。この度、終末世界に残された主人公ヒッグと、彼を取り巻く人物たちが繰り広げるドラマに期待がかかる最新予告が解禁となった。

“狂った生き残りたち”は次から次へ、容赦なく迫りくる…
絶望の淵で、人々は希望を信じ続けられるのか――
本作の舞台となるのは、謎のパンデミックで人口の大半が死滅し、人間性を失った“狂った生き残りたち”が奪い合い殺し合う【荒廃した世界】。愛犬と亡き妻の記憶を拠り所に生き延びていたパイロットのヒッグが、無線に届いた謎の声に導かれ、終末世界にまだ残されているかもしれない希望を求めて、未知の空へと飛び立つ――。今回解禁されたのは、荒れ果てた世界を生き抜こうとする登場人物たちの関係性をまざまざと映し出した最新予告。無線の先にわずかな希望を見出したヒッグに対し、「外は、殺すか殺されるかだ」と冷徹に言い放つバングリー(ジョシュ・ブローリン)。「よそ者を受け入れたら死ぬぞ」と周囲を激しく警戒するジャック(ガイ・ピアース)と、「コーヒーをくれるわ」と新たな出会いに希望を見出そうとするシーマ(マーガレット・クアリー)。この世界を生き延びるという共通の目的を抱えながらも、彼らは互いの警戒心によってぶつかり合う。世界の終わりに残されたのは、“狂った生き残り”だけなのか?自分たち以外、もう味方は残っていないのか?
本作の劇場公開に先駆け、今月3日(金)、世界的ベストセラーとなった原作小説『ラスト・サバイバー』(原題:THE DOG STARS)の文庫版が発売となった。その中では、今回の予告にも登場した人物たちの人間性が深く掘り下げられている。主人公ヒッグは、愛する存在を失ったことで、大きな喪失感を抱えているキャラクター。そんな彼にとって、唯一繋がりがある存在として描かれているのが、無口で皮肉屋な隣人・バングリーだ。彼が考える、先の見えないこの世界を生き抜く術――それは、自分たちの領域を死守すること。膨大な武器を備え、守りに徹している。そして、バングリーに守られながらの生活を続けていたヒッグが、わずかな希望を見出したその先で、新たに出会うこととなるのがシーマ。過酷な状況下でも折れない精神を持つ彼女は、ヒッグと同じく“希望”を追い求めているキャラクターでもある。一方、彼女の父・ジャックは、娘と共に今日を生き抜くことを第一に考えていて、愛する娘を守り抜くためなら手段を選ばない。外部から来たヒッグに対しても、厳しい目を向ける。希望を求め続ける者たちと、目の前にある現実を直視し、何とか生き残ろうともがく者たち――絶望の世界で交錯する彼らの相反する想いが、この小説を、単なるサバイバル劇を超えた、重厚なヒューマンドラマへと昇華させている。映画の中でも、彼らの異なる想いや信念が大きなテーマになることが予感される。
以前、リドリー・スコット監督は海外メディアのインタビューの中で、「世の中には世界の終わりを描いた物語が多すぎる」と赤裸々に話しながらも、「この物語には、多くの希望が込められている。結局のところ、人は人を必要としているんだ」と他作品との違いについて語っている*。我々がかつて経験したパンデミックのような絶望的な状況下での“人と人との繋がり”を描いた本作のヒューマンドラマは、まさに、今の世の中と隣り合わせの物語。果たして、世界の終わりを生き抜こうとするヒッグらは、どんな答えに辿り着くのか。巨匠リドリー・スコットが放つ、魂を揺さぶるディストピア・サバイバル『ラスト・サバイバー』を、ぜひスクリーンで見届けてほしい。
(*Empire参照)
『ラスト・サバイバー』
8月28日(金)全国劇場にて公開
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