第36回東京国際映画祭 小津安二郎生誕120年記念特別映像の上映が決定! コラボグッズも急遽販売!

来週23日(月)から開催となる第36回東京国際映画祭。小津安二郎監督の生誕120年記念として展開する大々的な特集で、更なるスペシャルな企画が決定した!

今回東京国際映画祭での小津安二郎監督作品の上映に先付という形でヴィム・ヴェンダース監督が小津監督の魅力を語るインタビュー映像「ヴェンダース、小津を語る」と小津安二郎生誕120年メッセージ・ムービー「SHOULDERS OF GIANTS~普遍」が上映されることになった。

「ヴェンダース、小津を語る」は約8分の映像になっており、なぜ小津にここまで惹かれるのか? 極めて日本的と言われる物語がなぜ世界で受け入れられたのか? かつて小津の足跡を追ったドキュメンタリー『東京画』を作ったドイツの名匠ヴィム・ヴェンダースが、小津との出会いの衝撃とその影響の大きさを自身の言葉で語る2023年ベルリンでのインタビュー(世界初公開)となる。

監督はヴィム・ヴェンダースの『PERFECT DAYS』で脚本・製作を担当した高崎卓馬。小津をよく知る映画ファンにも、これから小津と出会う未来の映画ファンにも、小津の生み出した世界をより深く理解するきっかけがここにある。本編は小津作品の先付けとして上映する他、公式YouTubeで1分41秒のショートバージョンを公開。

「SHOULDERS OF GIANTS~普遍」は1分45秒の映像で、東京国際映画祭で上映される小津安二郎作品の中から選ばれたシーンで構成されたメッセージ・ムービーになっている。ナレーションは、今年カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した俳優、役所広司。演出は、映像作家辻川幸一郎。音楽はovallが担当。デジタルリマスターの時代だからこそ生まれた映像は、小津がいかに普遍に近づいた存在かということを強く印象に残す。本編は「ヴェンダース、小津を語る」と併せて小津作品の先付けとして上映する他、別バージョンの「SHOULDERS OF GIANTS~波紋」(1分20秒)を公式YouTubeで公開。

SHOULDERS OF GIANTS〜波紋|小津安二郎生誕120年記念特別映像 

「SHOULDERS OF GIANTS」30秒 ver.

「ヴェンダース、小津を語る」ショートバージョン

◆オリジナルコラボグッズの販売も決定

また、小津安二郎監督生誕120年記念プロジェクトとして、アーティストの長場雄さんが生誕120年メインビジュアルや第76回カンヌ国際映画祭で好評を博した『長屋紳士録』海外向けポスターにあしらわれた小津安二郎監督の肖像ロゴに加え、『東京物語』をはじめとする、7作品の代表的な場面も長場雄さんらしいシンプルな線画で描かれており、今回、そのアートワークを使った東京国際映画祭とのオリジナルコラボグッズの販売も決定した!

小津安二郎生誕120年記念×TIFFのステッカー3種(各500円、税込)とリングノート2種(各1,000円、税込)の全5種。東京国際映画祭の上映会場、JR有楽町駅前チケットセンター、東京国際映画祭オンラインショップ「TIFF SHOP」(https://tiffshop.thebase.in/)で販売される。


■ステッカー

東京物語
東京景色
非常線の女

■リングノート(表紙イメージ)

非常線の女
東京景色

Artwork: Yu Nagaba
©SHOCHIKU CO., LTD.

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