ドウェイン・ジョンソン、スト中の俳優仲間のために多額の寄付

ドウェイン・ジョンソン(51)が現在ストライキを行っている全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)基金の緊急経済支援プログラムに多額の寄付をしたことがわかった。

@therock

この基金は、パンデミックのとき、全米映画俳優組合の16万人の組合員の多くに経済的救済を提供し、今回のストライキの際もそうする予定だという。7,000人から10,000人の組合員が援助を必要とすると推定されているのだとか。

全米映画俳優組合基金のコートニー・B・バンス会長とエグゼクティブ・ディレクターのカイド・ウィルソンは、ドウェインが基金に歴史的な寄付をしたことを米誌『Variety』に明らかにした。

寄付の金額は明らかにしていないものの、困っている何千人もの俳優を助けることができる7桁(約1億4千万円以上)の寄付をしたという。

「ドウェインの途方もない寛大さ、思いやり、そして我々のコミュニティのためにこの重要で意義のある方法で立ち上がってくれた主体性に感謝したい。彼の歴史的な寄付によって救われる何千もの人々を代表して、心からお礼を申し上げたい」とコートニーは語った。

エグゼクティブ・ディレクターのカイドの説明によると、全米映画俳優組合財団の助成金は、個人会員1人につき最高1,500ドル(約21万円)まで交付されるが、健康上の問題や、俳優が深刻な危機に瀕していることを示す状態の場合、終身会員は最高6,000ドル(約85万円)の緊急財政援助を受けることができるのだそう。したがって、ドゥエインの7桁の寄付は、何千人もの俳優を支援する可能性があるとのこと。

長引くのではないかとの報道もある今回のストライキ。一部の俳優を除いて収入に困る人たちがいることも厳しい現実だ。

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