リハビリ施設に入所していたカーラ・デルヴィーニュ、二日酔いは7歳、睡眠薬は10歳から

カーラ・デルヴィーニュ(30)がアメリカ版『VOGUE』のインタビューで、薬物依存症と闘っていたことを告白しました。

@caradelevingne

昨年から、カーラは薬物の問題を抱えているのではないかとメディアでは報じられていました。

昨年9月、アメリカのフェスティバル「バーニングマン」に参加した後、ロサンゼルスのヴァンナイズ空港での奇行をパパラッチされたカーラ。当時の報道によると、彼女はジェイ・Zの所有するプライベートジェットの出発時刻に2時間遅刻し、結局飛行機からおりて、携帯電話を手にふらふらしていたのだそう。その様子を収めた映像からも異常な様子が見て取れます。

同誌のインタビューによると、カーラはそのパパラッチショットがきっかけとなり、リハビリ施設に入所し、治療を受けたといいます。

◆幼い頃から薬物乱用の問題

父チャールズは不動産開発業者、母はフリート・ストリートの重役ジョセリン・スティーブンスとマーガレット王女の侍女だったジェーン・シェフィールドの娘という裕福な家庭に生まれたカーラ。

恵まれた環境で育ちましたが、母親がヘロイン中毒だったことについて、これまでも語ってきました。母親の苦しみを身近に見てきたことがトラウマになったと明かしています。

そんなカーラが初めてアルコールを口にしたのは7歳のとき。ウエディングパーティで誤って飲んだそうですが、翌日ドレスを着たまま二日酔いで目覚めたのだそう。

10歳から、不眠症のために睡眠薬を服薬。薬物乱用の問題は幼いころに始まり、15歳でピークだったことを明かしています。10代で身体の協調性に影響を及ぼす神経疾患である失行症と診断。このことが、精神的な問題や自傷行為の始まりであると語り、それを解決するためにアートセラピー、音楽療法などを試したのだそう。

◆恋人との破局がきっかけ

幼いときから、薬物の問題を抱えていたカーラですが、昨年9月の奇行にいたるきっかけとなったのが、2年間交際していたアシュレイ・ベンソン(33)との破局だったそう。2020年、パンデミックに突入し、アシュレイと一緒に隔離生活を送ったものの、4月に破局。パンデミックで仕事も休みという状態のなか、深い孤独感を味わったのだとか。

実存的な危機に陥ったというカーラは「新しいことを学んだり、新しいことをしたりする時間を取る代わりに、不幸に包まれ、悩んだり、パーティーをしたりしました。本当に悲しい時間でした」と語っています。

世界が正常に動き始めると、すぐに以前のパターンに戻り、できる限り仕事に打ち込み、ダウンタイムには派手にパーティーをするようになったそう。

リハビリ施設でプログラムにコミットした結果、現在、断酒して4か月が経過。しかしカーラは「依存症だったけど、現在は断酒している」という単純な話ではなく、深く掘り下げる必要があるとコメント。まだ彼女の闘いは続きそうです。

ページ上部へ戻る