「体重の話はしたくない」プラスサイズモデル、妊娠中の思いを明かす

モデルのハンター・マクグラディ(28)が、妊娠をめぐる不安や、妊娠していることを医師に伝えることに緊張した理由を明かしました。

米誌『スポーツ・イラストレイテッド』のグラビアに登場したこともあるハンターは活躍が目覚ましいプラスサイズ・モデル。2021年6月、夫ブライアン・キーズとの間に第1子を授かりました。

「妊娠前、社会は私に、私の体は不健康で、妊娠するのも妊娠を維持するのも難しいだろうと言い続けていた。病院を予約するたびに、とても神経質になっていたわ」と彼女は米誌『Health』に語りました。

「自分の体や医師に対して、より大胆になった。以前は病院に行くと『体重を減らしたほうがいい』と言われた。だから、妊娠初期に、自分や赤ちゃんに本当に問題がない限り、体重の話はしたくないと医師に言ったの。体重計に乗るときも、「数値は知りたくない」と伝えていたわ。

乱れた食生活から抜け出し、長い間懸命に働いてきた私にとって、この数字がいくつであるかは気にならないわ。主治医も納得してくれて、最後まで健康な妊娠生活を送れたけれど、子癇前症(妊娠合併)になった」

ハンターは、妊娠によって自分の体に対する感じ方が変わったか、と尋ねられて、次のように答えました。

「妊娠中は自分自身ともう一度向き合わなければならなかった。私の身体は、他の誰かを養っていたのよ。自分の体に感謝する気持ちが変わったわ。

社会による妊婦の扱い方が原因かもしれない。突然、人々はあなたが輝いていて、すばらしいと言うのよ。そして産後は、いつ痩せるのかと聞かれる。寝不足で、自分の名前すら知らないのに、元に戻るなんて考えられない。人生を通して、何度も何度も自分自身と向き合わなければならないの」

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