ジュリアナ・マルグリーズがあの俳優から受けたセクハラの詳細が怖い

ドラマ『ER緊急救命室』や『グッド・ワイフ』で知られるジュリアナ・マルグリーズ(54)が来月、自叙伝を上梓。無名の頃にスティーヴン・セガール(69)からセクシャルハラスメントを受けていたことを明かしました。

Julianna Margulies Instagram

Daily Mail」によると、ジュリアナは著書『Sunshine Girl: An Unexpected Life』の中で、名声を得るまでの経緯を語っているそう。

彼女のスクリーンデビューとなったのが映画『アウト・フォー・ジャスティス』(1991年公開)。この作品への出演依頼を受けた際、ジュリアナは夜10時にホテルの部屋で銃を持ったスティーヴン・セガールと二人きりになったといいます。

この日、キャスティングディレクターの女性も来ることになっていたものの、蓋を開けて見れば、彼女は来なかったのだそう。

黒いベロアのトラックスーツのジッパーを開けたスティーヴンは、胸元に金の鎖を見せてにこやかな様子で彼女を招き入れ、ソファに座るよう促したのだとか。そして、なんと! ソファの下に置き忘れていたという銃を取り出し、護身用のためだと彼女に説明したといいます。

ジュリアナは初めて見る銃だったそうですが、誰も自分の居場所を知らないので、落ち着いていなければならないと思ったのだとか。自分が騙されて、どうしようもない状況に追い込まれていることを理解したというジュリアナ。とにかく話し始めて、役柄やオーディション、脚本などについてしゃべっていたそうですが、彼は銃を振り回しながら、寝室に行って横になり、彼女の手相を見ようと言ったそうです。

ジュリアナは彼の後に続いて入っていったものの、この状況を打開するためには、自分で話し合わなければならないと思ったといいます。セガールは銃を枕元に置き、ベッドの上で伸びをしながら、自分はヒーラーであり、彼女の手のひらを調べれば、彼女の病気を占うことができると言い、腎臓が悪いと指摘。それを治すことができるとまで言ったそうですが、午前0時を回った時計を見て、彼女は立ち上がって入り口のドアまで走って行き、部屋を後にしたといいます。一方スティーヴンはベッドから立ち上がって、彼女の後を数歩歩いたけれど、それ以上追うことはしなかったのだとか。

そして翌日のオーディション。スティーヴンはにこやかな笑顔で彼女を迎えて、ジュリアナは役を得ることができたそうです。

その後、『アウト・フォー・ジャスティス』の2週間の撮影期間中、彼女はヘアメイクの誰かにいつも一緒にいてくれるように頼んでいたといいます。「スティーヴンと部屋で二人きりになるのは絶対に嫌だったから」とジュリアナ。なんとか乗り切った彼女はその後、オフブロードウェイの演劇や地域の劇場への出演、テレビのゲスト出演などを経て、ドラマ『ER緊急救命室』で大ブレイク。
ジュリアナは「私は死ぬまで(脚本家兼プロデューサーの)トムとジョージ・クルーニーに感謝しています」と記しているのだとか。

命の恐怖すら感じるセクハラを受けた彼女の心の傷を思うと、ハリウッドの闇の深さを改めて認識せざるをえませんね。

5月4日に発売予定の『Sunshine Girl: An Unexpected Life』
Julianna Margulies Instagram
ジョージ・クルーニーと

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