シャロン・ストーン（63）が3月30日に発売される自叙伝『The Beauty of living Twice』で臨死体験や幼い頃に受けた性的虐待などについて語っていることが明らかになりました。
「Daily Mail」によると、シャロンと妹のケリーが子供の頃に祖父から性的虐待を受けていたことを明かしたのだそう。祖母が子供たちを部屋に閉じ込めて虐待を助長していたと語っているのだとか。そんな祖父も彼女が14歳のときに亡くなり、ホッとしたといいます。
◆下着は見えないと言われて
シャロンを有名にしたのは映画『氷の微笑』。椅子に座って脚を組み替えるシーンでは下着を履いていないという設定でしたが、撮影時も実際に下着を身につけてなかったそう。プロデューサーから下着の白がライトに反射して光ってしまうから、何も履かないで欲しいと言われたといいます。ダークなカラーの下着にするという選択肢がなかったのか疑問ですが、公開当時に股間が「見えている」「見えていない」と話題になったこともあり、撮影エピソードとして必要だったのかもしれません。
◆脳卒中で臨死体験を
トップスターに上り詰めたシャロンですが、43歳のとき病が彼女を襲います。脳卒中で入院した彼女は、生死の境を彷徨いました。7時間にもおよぶ手術で一命を取り留めたものの、臨死体験で価値観が変わったそうです。その後、彼女は仏教を受け入れたのだとか。
脳卒中になる前のシャロンは、1992年に『氷の微笑』、1995年に映画『カジノ』に出演したことにより、ハリウッドで最も人気のあるスターの一人でした。しかし、脳卒中後はキャリアを取り戻すまでに約7年かかったと、2019年に米誌『Variety』に語っています。
「私は家のローンを組み直さなくてはならなかったわ。持っていたものをすべて失った。ビジネスでの地位も失った。私は最もホットな映画スターみたいな感じだったの。ダイアナ妃と私はとても有名だったけど、彼女は亡くなって、私は脳卒中で倒れたの。そして、私たちは忘れられてしまったのよ」
あれから20年が経過し、その間にシャロンは結婚と離婚をし、養子を３人引き取って育てあげ、プライベートでも大きな変化が。キャリア面では、2018年に放送されたテレビドラマシリーズ「モザイク～誰がオリヴィア・レイクを殺したか」で高い評価を得るなど、女優としても第二の黄金期を迎えています。
