『1917 命をかけた伝令』驚異のワンカット撮影に挑むコリン・ファースの本編映像が解禁

2月14日(金)より全国公開される映画『1917 命をかけた伝令』。
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本作は、サム・メンデス監督が、若き兵士たちが困難なミッションに立ち向かう姿を臨場感たっぷりに、さらに観る人たちを物語への究極の没入感へ導き、登場人物たちの行動や心情を体感してもらうために”ワンカット映像”という画期的な撮影方法を全編に採用。全編を途切れることなくひとつながりの映像で見せる【ワンシーン ワンカット】は、登場人物の感情や臨場感を表現する<長回し>として多くの監督がその手法を取り入れてきました。
監督によると「完璧に途切れなく物語を描くために、全てにおいて秒単位まで計算されるなど緻密な調整をした。特にリハーサルについては、今までの過去のどの作品よりも時間を費やした。自身のキャリアにおいて、最もエキサイティングな仕事だった」と語っています。海外主要メディアでも絶賛評価が相次ぎ、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では“90%フレッシュ”の高評価(日本時間1月17日現在)を獲得し、アカデミー賞の最も大きな前哨戦ともいわれる第77回ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、監督賞を受賞し、第92回アカデミー賞では主要の作品賞を含む10部門でノミネート、それらを含むほか映画賞でも総計で、45の賞、152部門で受賞&ノミネートを記録されており、まさに最前線で賞レースを席捲しています!
【メイン】
この度、驚異のワンカット撮影に挑む英国の名優コリン・ファースの姿を捉えた本編映像が解禁に!
1600人の命を救うべく託された伝令…2人に待ち受ける運命とは!?
本作でコリン・ファースが演じるのは、若き兵士2人に不可能だとも思われる過酷な司令を課すエリンモア将軍役。撤退したと思われたドイツ軍への攻撃を中止させるのが目的ですが、たった2人の若者に1600人もの命を託す無理難題を突きつけます。
自身が演じたエリンモア将軍について「分かっているのは、彼が策士だということだ」とファース。さらに、「彼は非常に短い時間で伝令を課す候補者をチェックし、個人的な事情により全身全霊で任務を遂行しようとするであろう人物を意図的に選抜した。ブレイクの兄は第2大隊にいるから、必死で命を救おうとするはずだと考えたんだ。残酷な戦略だが、あの戦況では他に選択肢がなかった」と役柄を分析します。今回解禁されたのは、まさにエリンモア将軍がジョージ・マッケイとディーン・チャールズ=チャップマンが演じる若きイギリス兵に、自ら伝令の内容を説明し、決して失敗が許されない任務であることを伝える重要なシーンとなっていて、ファースは「自ら出向き直接ミッションを伝えることで、事態の緊急性と彼の実用主義な性格を表現している」と撮影を振り返っています。
“屋外ロケでワンカット撮影”という驚くべき方法によって撮影された本作。もちろん、ファースもこの手法で撮影に挑んでおり、何度もリハーサルを行ったとか。この撮影手法に対し、「すべての部門が事前に入念な準備を行う必要がある。俳優にとっては舞台作品の初日を迎える気分だ。ミスをカバーできるものはない。もちろん1つのシーンを数回撮影するが、何度も繰り返すわけじゃないし、最初から最後までどの角度から見ても完璧なカットに仕上げる必要がある。編集できないから、些細なミスでユニット全体が最初からリセットしてやり直すことを余儀なくされる」とその難しさを説明、英国を代表する名優といえど、並々ならぬ緊張感で撮影に挑んだことが伺えます。さらに、「製作チームの高い技術と創意あふれるアイデアには敬意を表すよ。すべてのチームが完璧に準備をしていることに圧倒された」とも明かしており、メンデス監督と彼のチームの技術面における精密さに感銘を受けたようです。
入念な準備を経て、見事にワンカット撮影に挑んだ名優コリン・ファース。そして、彼から伝令を受け取った新進気鋭の若手俳優ジョージ・マッケイとディーン・チャールズ=チャップマンの2人には、一体どんな運命が待ち受けるのか…ぜひ、スクリーンで。

『1917 命をかけた伝令』
2月14日(金)、全国ロードショー

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