セクハラ問題の大物プロデューサー、ついに映画界を追放へ

14日(現地時間)、映画芸術科学アカデミーが理事会による会合を開き、女優や部下らへのセクハラを行ったとされるハーヴェイ・ワインスタイン(65)の会員資格の剥奪を決定したと米メディアが報じました。
WENN.com/Zeta Image
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▲ハーヴェイ・ワインスタイン。


アカデミー賞の選考・授与などを行っている、映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は映画業界人たちによって結成されている団体。
米誌『VANITY FAIR』電子版によると、AMPASはこの決定につて「同僚からの尊敬に値しない人物からは距離を置くというだけではなく、我々の産業において性的な嫌がらせや職場でのいやがらせを見て見ぬふりをする時代は終わっているというメッセージを送るためでもあります」と声明を発表。
会員資格の剥奪はワインスタインが映画界から追放されたことを指すことから、この決断は大きな前進と言えますが、もし今回の発端となった米紙『ニューヨーク・タイムズ』での告発がなければ、今後も続いていたかもしれない彼のセクハラ。これからはもう、彼のような人物が出てくることがないことを願うばかりです。

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