Netflixオリジナル映画 アンジェリーナ・ジョリー監督/製作! 『ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー(原題)』 カンボジアプレミア開催

Netflixが、2017年独占配信予定のNetflixオリジナル映画『ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー (原題)』。世界配信に先駆け、現地時間2月18日、カンボジアのシェムリアップにあるアンコールワット寺院址にある“象のテラス”でプレミア上映が行われ、監督/製作を務めたアンジェリーナ・ジョリーが登場しました。
マイ・ファーザー(原題)』カンボジアプレミア


このイベントには、アンジェリーナ・ジョリー,に加えてロウン・ウン(原作者)、リティ・パニュ(プロデューサー)、ノロドム・シハモニ(国王)、ノロドム・モニニヤット・シハヌーク(国王の母親)が出席し、カンボジアにとっては国家を代表する特別なイベントとなりました。
象のテラスはカンボジアにある廃墟となった寺院複合体であるアンコール・トムの城壁を巡らした都の一部であり、アンコールの王ジャヤーヴァルマン7世により12世紀末に築かれ、凱旋する軍隊を眺望する基壇として使われた遺跡です。
本作は多くの国民が虐殺などで死に追いやられたポル・ポト政権下の体験をつづった同名の本が原作。圧制下で生きるカンボジアの人々の愛やたくましさを描いており、アンジェリーナが2002年にカンボジアの孤児院から養子として迎えた長男マドックス(15)がプロダクションに関わっていることでも注目を浴びています。
プレミアには、15歳の長男マドックス、13歳のパックス、11歳のザハラ、10歳のシャイロ、8歳のノックスとヴィヴィアンというアンジェリーナの6人の子どもたちが揃ってレッドカーペットに登場。大きな喝采を浴びました。
アンジェリーナは本作について「この映画は、私のカンボジアへの感謝を表したものです。カンボジアがなければ私は母親になることもなかったでしょう。私の心の一部はいつでもこの国にありました。息子マドックスの両親が経験したかもしれないことを理解したいと思っていました。息子とこの国のことをもっと知りたかったからです」と感激した面持ちで語りました。
また彼女は本作を制作、監督するにあたってNetflixと組んだことについて「このような映画は向き合うことが難しく、思わず目を背けてしまいがちですが、観ることは非常に重要なのです。実際の製作も困難を極めます。これらを可能にするのがNetflixでした。彼らとの提携を通して本作を製作できること、また、彼らを通じて多くの視聴者に届けられることを大変楽しみにしています」と語っています。
Netflixオリジナル映画『ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー (原題)』 2017年独占配信予定

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