ダイアン・キートン、「この作品で不動産について冷静になれた」 映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』インタビュー

ハリウッドを代表する名優モーガン・フリーマン&ダイアン・キートンの初共演作『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』。この作品でモーガン演じる画家アレックスの愛妻ルースを演じるダイアン・キートンのインタビューが解禁されました。
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これは『ロサンゼルス・タイムズ』が「ほとんど完璧な小説」と表したロングセラー小説「眺めのいい部屋売ります」の映画化企画。ふたりが演じるアレックス&ルースのカーヴァー夫妻が、エレベーターがないことを除いては完璧な我が家を売りに出すことを巡る騒動が描かれています。

Q:この映画のテーマについて
ダイアン・キートン:
「あなたは何に価値を見出す?」といった人生の重要な主題を取り扱っていると思うの。この映画に出て良かったのは自分の生活を見つめ直せた事、不動産についても冷静になれたことね。アレックスとルースは夫婦の約束を守り病める時も健やかなる時も変わらずに愛し続けた。それは とても難しいことだし、誰にでもできることじゃないのよ。とても賞賛すべきことだと思うわ。
ニューヨーク:ダイアン
Q:自分が演じたルース役について
ダイアン:
私が演じたルースは、夫のアレックスより夢見がちなところがあるわね、冷静とは言えないわ。アレックスは 時々不機嫌になることがあるけれど、決して悪びれない。ルースはアレックスの仕事上のマネージャーでもあって、全力で夫を守ろうとするところがいいわね。おかしな取引だと思えば夫のために立ち上がる。「うちの夫をバカにしないで」というようにね。それと同時に彼の生活も管理しようとしてる女性よ。
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Q:モーガン・フリーマンについて
ダイアン:
私は相手のノリに合わせられるみたい。モーガンともとてもやりやすかったわ。彼は観客に勇気を与えてくれる。 “自分だっていい人になれるんだ”とね。そういう資質を持っている人は滅多にいないのよ。そういう意味で彼は特別なの。彼には人を安心させる力があるから。「ショーシャンクの空に」でもそうだったように、今回も彼は、私たちの求める“善良な人”だった “彼がいれば大丈夫”そう思わせる何かがあるのよ。
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Q:この映画のキーパーソンとなる姪で不動産エージェントのリリー役について
ダイアン:
リリーはこの映画にテンポを与える重要な存在よ。ルースに夢を見させて乗り気にさせたのも彼女よ。それで平凡な日常が急に動き出してルースはワクワクしてしまうの。でも私にはリリーが人生に迷っているように見えるわ。キャラクターとしてはものすごく元気で活動的な女性だけれどね。
ニューヨーク:メイン
『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』
2016年1月30日、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、109シネマズ二子玉川ほか全国順次公開
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