オーウェン・ウィルソンが初来日!東京国際映画祭に登場!

29日、オーウェン・ウィルソン(45)が緊急来日し、東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門『シーズ・ファニー・ザット・ウェイ』のQ&Aセッションに登場しました!
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▲場内の歓声に応えるオーウェン。


『シーズ・ファニー・ザット・ウェイ』はピーター・ボグダノヴィッチ監督によるロマンチック・コメディ。元コールガールの女優と彼女に翻弄される舞台演出家を中心にした群像喜劇です。
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▲ボグダノヴィッチ監督とハグ。
脚本も手がけたボグダノヴィッチ監督によると、この映画は1978年にシンガポールで映画を撮影したときの自身の体験からアイデアを得たものだそう。
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▲ピーター・ボグダノヴィッチ監督。
「その映画はシンガポールで娼館をひらこうとしたアメリカ人の話で、そのとき実際にホンモノのコールガールに会って、その中の数人には映画に出てもらった。そのとき、彼女たちの何人かは、家に帰りたいと言っていましたね。だから、少しお金をあげて、今やっていることをやめて故郷に帰りなさいと言った。この映画はその体験からアイデアを得ています。映画監督がコールガールにお金をあげて家に帰りなさいと言ったらどうなるか、その人たちを映画にキャスティングしたらどうなるか、というクレイジーなアイデアからできたんです」
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▲ピーター・ボグダノヴィッチ監督と観客からの質問に答えました。
よい作品、映画のマジックを作り出すために明らかなことのは、よい役者を揃えることだそうで、「今回はオーウェンを起用することができました。監督は俳優のベストな演技を引き出すことができれば、ベストな演出ができたということになる。その関係性が大切で今回はそれがすごくうまくいった。特に私はオーウェンのファンなので、この映画に出てくれることになったときから、この映画は成功すると確信した」と語っていました。
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▲長年の友人だというふたり。
一方、オーウェンはボグダノヴィッチ監督監督との仕事について、「今までの自分のキャリアのなかでいちばん楽しかったといえる。監督とはウェス・アンダーソンを通じて知り合い、以来、長い間友人だったけど、友だちと一緒に仕事をするのはいいのかどうか、わからないところがあるんだ。でも今回は仕事を通じて絆が深まった。今、映画を撮っているというと、よく誰の映画? と聞かれるけれど、今回ほど誇らしく思ったことはないよ。ピーター・ボグダノヴィッチ監督と仕事をしているよと胸を張って答えていたよ」とコメント。
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▲初来日!
また、オーウェンは「NYが舞台の映画をセットではなくNYのストリートで撮れたことが素晴らしかった」と振り返っていました。
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▲オーウェン・ウィルソンとピーター・ボグダノヴィッチ監督。

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