ジェラルド・バトラー、鈴木奈々、ハリセンボンのトークにビックリ!?

28日、映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』(6月8日公開)の記者会見が行われ、主演・製作のジェラルド・バトラーが登壇。日本人ゲストとして鈴木奈々さん、ハリセンボンが登場しました。
ge12


この作品は最も安全だったはずのホワイトハウスが、たった13分で北朝鮮のテロリストに占拠されるという前代未聞の事態が発生し、ジェラルド・バトラー演じる元シークレット・サービスのマイク・バニングが救出に向かうスペクタクル・エンタテイメント。3月に全米公開され大ヒットを記録したほか、イギリス、ロシアなど8カ国で興行収入ランキング1位となった話題作です。
ge03
5年ぶりの来日となったジェラルドは「こんにちは。私は日本が大好きです。しゃぶしゃぶも!」と日本語で挨拶。その後、集まったマスコミを動画と静止画で撮影。用意されたハイチェアを見て、「イギリスではこういう椅子に座るのは高齢のカントリーシンガーが多い」と言って、「カントリーロード」を歌ったりしていました。
ge05
その後、質疑応答がスタート。
Q:アクション満載な本作の撮影時のエピソードを教えてください。
G:今回、最後のバトルシーンで首の骨を2本折った。歌を歌っているときに、高音がでないので病院へ行ったら、骨が折れていることがわかったんだ。他にも指のツメがはがれたり、腕が腫れ上がったりといつも以上にケガは多かった。血が出ても、撮影用の血か、自分の血なのかわからなかったよ。
ge04
Q:この作品の魅力は? マイクを演じるにあたって注意したことは?
G:911以降に言われたのが、諜報機関はテロリストより想像力が欠如しているのではないかということ。たった数人が起こす行動によって、世界がまったく変わってしまうことがありえる。そういった脆さを持ったまま生きているわけで、そういう恐怖は誰もが少なからずあるだろう。だからそれを問いかけることがおもしいかと思ったんだ。脚本を読んだとき、心に響くものもあったんだ。ホワイトハウスがあっさり陥落し、その後緊迫する状況が続く。戦闘機が最初から登場することにはビックリしたよ。見る立場としてもサプライズがある映画が好きだからね。と言っても、自分としてはこれはヒロイズム、勇気の物語だと思っている。人類って素晴らしいと思える映画だと思う。
Q:北朝鮮のテロリストという設定を採用したのは?
G:アルカイダがイスラム圏の考えを代表しているのではないのと同じで、北朝鮮のテロ組織が出てくるが、彼らは国家とは関係ない設定になっている。彼らの動機は正しいのかも知れないが、テロリズムですから、とる行動に問題がある。罪のない人の命を奪う行為は間違っていると思う。今の北朝鮮をめぐる状況を見て、選んだ部分もあるけれど、映画にあわせるかのように、北朝鮮問題がクローズアップされて、すごくすごく不思議な感覚だったよ。
Q:続編の予定は?
G:そういう話はあるし可能性も感じているけど、まだ具体的には決まっていない。ホワイトハウス以上のものを探すのは大変なんだ。マイクというキャラクターも気に入っている。幸運なことに何人かは生き残ったので、出てくれると思う。いいアイデアがあったら募集したい。
ge11
この後、鈴木奈々さんとハリセンボンのふたりが登壇。「必ず救出する」というキャッチフレーズにちなみ、ジェラルドに助けて欲しいと思ったことは? と聞かれ、鈴木奈々さんは、「家の隣の公園に包帯で全身ぐるぐる巻きのミイラ男がいて、追いかけられたとき」と回答。
ジェラルドは「そんなのがいるならもう少し日本にいなきゃいけない」と笑っていました。
ge18
またハリセンボンはるかさんは「歯の神経が死んでいるので、グルメロケでタケノコの丸かじりとかするときに助けて欲しい」とのことで、ジェラルドに歯を見せて「This teeth is dead」と説明。ジェラルドは「ノー!」とビックリしていました。
ge14
『エンド・オブ・ホワイトハウス』
6月8日(土)より新宿ピカデリー他全国ロードショー
配給:アスミック・エース

ページ上部へ戻る