両乳房摘出・再建手術を明かしたアンジェリーナ・ジョリー、父ジョン・ヴォイトには事前連絡なし!?

14日、日本でも大きく取り上げられたのが、女優、映画監督であり、6人の子どもの母親であるアンジェリーナ・ジョリー(37)が、乳がんの予防のため両乳房切除したというニュース。
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これはアンジー自身が『NYタイムズ』紙に署名入りの記事で明らかにしたもので、それによると、アンジーの母親マルセリーニ・ベルトランは、2007年に卵巣がんで約10年間の闘病生活をおくった後、56歳の若さで他界。アンジーは子どもたちと“ママのママ”について話すとき、病気がおばあちゃんを奪ったと説明していたのだとか。そして子どもたちから同じことがアンジーに起こるのでは? と聞かれると、心配いらないと答えていたのだそう。
しかし、実際のところアンジーは遺伝子検査の結果、がん抑制遺伝子BRCA1に変異が見つかり、乳がんのリスクは87%、卵巣がんのリスクは50%と診断されたとのこと。そこで予防のために、両乳房の摘出手術を決意したのだとか。
その後、アンジーは2月2日から4月27日まで、3回に渡る摘出と乳房再建の手術を受け、ブラピはすべてに付き添ったとか。そして手術のことは秘密にしたままアンジーは仕事を続行。摘出手術の数週間後には国連難民高等弁務官事務所の親善大使としてアフリカ・コンゴを訪問していたことをブラピが明かしています。
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この手術によって、アンジーの乳がんリスクは5%となったそうで、女性として何かを失ったとは思えない、子どもたちも自分が彼らを愛していて、一緒にいるためならどんなことでもする、ということがわかっただろうと書いています。
そして自分のプライベートなことをオープンにしたのは、多くの女性たちに遺伝子検査でリスクが判明すること、治療ができることを知って欲しいと思ったからなのだとか。
そうしたアンジーの姿勢と決意について、ブラピは『ロンドン・イブニング・スタンダード』紙に彼女の選択は「英雄的」で、「自分の望みは、彼女が自分、子どもたちとともに健康で長生きしてくれること」とコメント。
またブラピの母、ジェーンさんは「アンジーを誇りに思う」、アンジーの兄ジェイミーさんも「妹は母と同様に子どもたちが第一。アンジーの兄であることをうれしく思う」とそれぞれコメントを発表しています。
しかし、かつては絶縁状態で2011年に和解した、アンジーの父親で俳優のジョン・ヴォイトは、2日前にも顔を会わせたのに、事前にまったく連絡を受けておらず、ネットのニュースで知って「他の人と同様に驚き、彼女の対応に感動した」のだとか。
さらにセレブの間でも、乳がんから復活した経験を持つシェリル・クロウ、ジュリアナ・ランシックがアンジーの勇気を讃えるツイートをしており、女優のエリザベス・バンクス、クリスティン・ベルらを初めとする多くのセレブもサポートを表明しているそうです。

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