映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』ワトソン医師役ジュード・ロウが記者会見に登場!!

3月10日(土)公開の映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』。そのPRのため、ホームズの相棒、ワトソン医師を演じているジュード・ロウが来日。本日、記者会見が行われました!!
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▲フォトコールに気合いの入った表情で登壇したジュード。
今回もガイ・リッチー監督のもと、ロバート・ダウニー・Jr.演じる肉体派シャーロック・ホームズとジュード・ロウ演じるスタイリッシュなワトソン医師の名コンビが復活!! すでにアメリカ等で公開され、前作を超える大ヒットを記録しています。
STORY

©2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDSHSGサブ㈫
ヨーロッパに危機勃発! 各地で連続爆破事件が発生! 飛び交う新聞の号外が真犯人を書き立てるが、真相は名探偵シャーロック・ホームズだけが知っていた。インド、中国、アメリカ、ヨーロッパと、立て続けに世界各地で起きている未解決の重大事件には、すべて共通点があるのだ。天才ホームズの頭脳がたたき出した黒幕は、ジェームズ・モリアーティ教授。知能・腕力ともにホームズと全く互角の“もう一人の天才”だった! ロンドン、フランス、ドイツ──次々と襲いかかる危機を乗り越えたホームズとワトソンは、ついに決戦の地スイスへ! 果たして、宿命のライバルとの対決の行方は──?


記者会見はジュードの「コンニチハ。歓迎していただいてうれしいです。みなさんに新作を楽しんでもらいたいと思っています」というご挨拶からスタート!!
IMG_2724Q 『シャーロック・ホームズ』はさまざまなバージョンがありますが、原作に忠実でさらにキャラクターを新鮮なものにするためにしたことは?
ジ:それは全員が考えていたことなんですが、ワトソンに関しては、過去の作品で原作とは異なるワトソン像ができあがっていたと思う。なので今回は、原作に立ち戻り、私自身の解釈、新鮮さを加えるというのが大切でした。ワトソンには、少し年をとっていて、ちょっとのろまな愚か者というイメージがあるんですが、原作のワトソンは英雄でアクションにも関わっているんです。
Q ロバート・ダウニー.Jrさんとの再共演の感想とホームズの衝撃的な女装姿を見た感想は?
ジ:
あの女装は一目で彼だとわかった。まず、第1作目で初めて彼と会ったときからすごく気が合って、仕事を通じていろいろ話もした。だから、今回はすぐに息のあう仕事ができたし、前回は時間的制約や確信が持てなくてできなかったアイデアをたくさん持ち込んで演じることができた。2人の間柄はホームズとワトソン同様、とても忠誠心が高く、楽しく、複雑なものなんです。
Q アクションが前作より増えていたが、印象深いアクションシーンは?
ジ:
森でのシーンは体力的に大変でした。最終的にどういうシーンになるか撮影中はわからなかったんです。だからあんなにすごいスローモーションだとは思っていなくておもしろかったですね。それと気に入っているのはユーモアたっぷりの列車でのアクション。カウボーイvsインディアンのようなシーンはすごく気に入っています。
Q 衣装がとてもスタイリッシュですが、衣装について教えてください。
ジ:
ワトソンは1作目からハリスのツイードのスリーピースというトラディショナルなスタイルがトレードマーク。ふだんはツイードは着ていませんが、すっかり今ではツイードのファンです。というのも着ているうちに手袋のように身体にピッタリフィットするし暖かくて防水に優れる。まわりの人間はみんな僕のことをうらやましがっていたよ。雨が降ったら、手で軽く水を払うだけでいいし、暑ければ脱いでもベストを着ているからカッコよく見える。ただ、襟が高い。これが着心地が悪い。それが難点だった。それとワトソンといえばヒゲと帽子が特徴だけど、戦ったり走るシーンが多いので、常に、帽子はどこだ、と気にしていました。ここで帽子は落としていいのか、被っていた方がいいのか。帽子ではかなり考えましたね。
Q ガイ・リッチー監督との仕事は?
ジ:
ガイはとても頼りになる存在でリラックスしていて、映画をみんなで作るという信念の持ち主なんだ。そして1作目を作ってみて、彼についていくという気持ちにはなっていたんだけど、たとえば森のシーンはガイは最初からあのイメージがあって、みんなに説明してくれていたんだけど、我々はよくわかっていなくて言われるままに走ったり飛んだりしていた。そして出来たものを見たときは本当に驚いた。でもガイはあれが最初からイメージできていたんだ。
IMG_2727Q ロバート・ダウニー・Jr.は自由な人、あなたはきちんと演劇の基礎を学んできた人というイメージがあります。そんな2人の共演は、アドリブが多いのか、きっちりしたものなのか? どういったスタイルになったのでしょう?
ジ:
1作目で僕たちはとても独特なプロセスを生み出したんだ。これは本当に一瞬の稲妻をとらえるようなものだったんだけど、今回は2回目だったので、とてもやりやすくなった。どんな風にやるかというと、まず撮影現場についてその日、撮影するシーンの台本をしっかり頭に入れる。その後、僕たちはコナン・ドイルバイブルというのを持っているんだけど、これは原作のなかからそれぞれが好きな台詞や表現、説明などをピックアップしたもの。それを元にかなりいろいろ遊びますね。ロバートはこういうのが大好きなので、その時点では台本を忘れてみんなでいろいろなことを試している。最終的にはゆるく台本に基づいているけれど、みんなで考え出したクレイジーで笑えるアイデア、原作にあったアイデアをいれて撮影するんです。
Q 第3作については? またロバート・ダウニーJr.にお子さんが生まれたという報道がありましたが、なにかお祝いをしたのですか?
ジ:
いつ生まれたって? 知らなかった。きみには知らせがあったのに僕にはないよ。友情はこれで終わりだ(笑)。いや、いいニュースだよね。ところで、3作目はみなさんが気に入ってくれたら、僕たちはぜひ次も作りたいという気持ちです。原作は豊富に題材があるし、このスタッフと仕事をするのが好きですからね。
Q ジュードさんのワトソンのポイントは?
ジ:
ワトソンは観客と同じ立場だと思っています。ワトソンはシャーロックを賢く見せる愚か者ではない。観客は賢いですからね。ワトソンも賢くないといけない。シャーロックも愚か者を相棒には選ばないでしょう。またワトソンは肉体的にも動ける人、もともと軍人ですし、ラグビーの選手だったと原作にあるので、太った愚か者に描くのはもったいないと思ったんです。
Q ヒロインのノオミ・ラパスさんについて
ジ:
ノオミは大変だったと思いますよ。ホームズとワトソンの間にチームとして加わるわけですから。ロバートと僕はずっとしゃべっていますからね。彼女はリハーサルのときからすばらしく、勇気もあって自信もある。そして肉体的にとてもタフ。彼女はキャラクターに忠実であろうと考えていて、特にナイフの使い方にこだわっていましたね。「ここでナイフを使いたい」「この人をナイフで殺してもいいか?」と言って、ガイは「これ以上殺さなくていいから」となだめていたよ(笑)。
Q マイクロフト・ホームズ役のスティーブン・フライさんはホームズマニアと聞いていますが、なにかアドバイスはありましたか?
ジ:
アドバイスというよりサポートしてくれました。彼はシャーロック・ホームズ協会の最年少メンバーなんです。だから彼が2作目に参加してくれたのはうれしいことです。彼は我々が原作にこだわって、セリフを使ったり、そういう小さなところを一緒にやってくれました。
Q ワトソンの衣装はどのように決められたのでしょうか?
ジ:
たいてい俳優、デザイナー、監督とのコラボで衣装は作られる。今回は時代物なのでその時代にふさわしいものであることが必要。俳優はやはり自分が演じる人物の外見やどういう人に見えるかということにこだわりがあるので、衣装が決まるとそのキャラになりきれるという部分はあります。僕の場合、今回は帽子が決まったときにキャラクターになれました。
c 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
SHSG新メイン
『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』
2012年3月10日(土)より、丸の内ルーブル他全国ロードショー!
ワーナー・ブラザース映画配給
公式サイト

列車でのアクションシーンはロバート・ダウニー・Jr.の女装もあり、かなり楽しいです!!

(makiko)

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