世界中の興行記録を塗り替え続けてきたノーラン最高傑作、映画『オデュッセイア』。長編映画史上初となる「全編IMAX®フィルムカメラ撮影」を敢行し、CGだけに頼らない圧倒的なリアリズムとスケールで描かれる本作は、9月4日(金)~10日(木)に実施されたIMAX®先行上映も記録的な大盛況となった。4日(金)~6日(日)のオープニング3日間成績は、動員50,818人、興行収入115,618,060円の大ヒットを記録。『Michael/マイケル』のIMAX®先行上映実績を上回るスタートを切った。いくつかの劇場では、IMAX®先行上映購入のチケット予約サイトがシステムサーバーの不具合を起こしたほどで、チケット争奪戦の凄さが分かる結果となった。

まさに世界的な“オデュッセイア現象”が巻き起こる中、いよいよ明日9月11日(金)に最終公開地である日本での全国ロードショーを迎える。期待と注目が最高潮に達している公開前日となるこの日、映画史上初となる5つのフォーマット(IMAX®、Dolby Cinema®、MX4D®、35mm、2D吹替)が一挙に揃う『オデュッセイア』「TOKYOプレミア」が開催された。
中でも最高峰の映像体験を誇るグランドシネマサンシャイン池袋では、<超・映画体験>TOKYOプレミア IMAX®上映イベントが実施され、大のノーラン監督ファンである岩田剛典と女優・タレントの平愛梨、そして主人公オデュッセウスの吹替を担当する声優の平田広明ら3人が登壇。待望の日本公開前日を華々しく飾る豪華ゲストがこの日限りで集結し、作品への溢れんばかりの情熱とトークが白熱する特別な一日となった!
観客には事前の登壇者を知らされず、「シークレットゲスト登場」とだけ告知されていた本イベント。SNS上ではゲスト予想で盛り上がり、イベント前から熱い注目が集まっていた。そんな熱気に包まれた会場に、岩田、平、平田の3人がサプライズで姿を現すと、豪華な顔ぶれに超満員のIMAX®シアターからは大きな拍手が沸き起こった。
『ダンケルク』(2017)ではノーラン監督と直接対面を果たし、『TENET テネット』(2020)ではインタビューを試みるなど監督と親交が深い岩田は、「今日はノーラン監督のファンの一人として来ました。明日からいよいよ監督最新作であるこの超大作をお届けできるということで、一足早く観させていただいた僕からみなさまに作品の魅力を伝えられたらと思っています」と力強くコメント。
続いて、長年海外で活躍するプロサッカー選手の長友佑都選手を夫に持ち、アン・ハサウェイ演じるオデュッセウスの妻ペネロペの視点と重なることから登壇した平は、「今日はこの映画についてお話しできることをとても楽しみにしてきました。少しの時間ですがよろしくお願いいたします」と笑顔を見せた。
主演のマット・デイモン演じるオデュッセウスの日本語吹替を務める平田は、「私個人は字幕で観る方が好きなのですが、日本語版吹替の宣伝をしてこい!と言われたので、頑張って告知をさせていただきたいと思います」と会場の笑いを誘いながら挨拶した。
全国公開より一足早く本作を鑑賞した3人は早くも興奮冷めやらぬ様子。岩田は「ノーラン作品全作観ているのですが、初見の感想としてはノーランっぽくないなと感じたんです。古代ギリシャから語り継がれてきたストーリーをノーラン節で描いていくという意味で、今までとは違う切り口の作品でありつつ、一番王道のエンタメを表現している作品なのかもしれないと思いました」とその魅力を熱弁。平は「想像をはるかに超えてきました。こうしてみんなで映画館で観ているのに一人の世界になっているようで、気づいたら物語の中にいるように感じて、呼吸するのを忘れるくらいずっと心が揺さぶられました」と没入感に酔いしれたことを明かす。
さらに夫の帰還を20年間信じて待ち続ける妻ペネロペと自身を重ね、「結婚して夫婦になって家族になって、どんな困難があったとしても、最終的には自分が選んだ相手をただ信じたいんです。私生活でも(夫が)『練習に行ってくるよ』と外に出ていくと、練習しているとわかっていても、どこで何をしているかわからない。それでも、自分の人生よりもこの人のために生きたいと決めた自分自身の決断と相手を信じたいんですよね。この作品を観て、私の答えが見つかったと感じました」と、あらためてペネロペに思いを馳せた。

日本語版吹替声優として本作に携わった平田は、アフレコを振り返りながら「セキュリティがとても厳しいので、真っ暗な映像を見ながら吹替をしていて、自分のセリフが出てくるときだけそのキャラクターの顔が丸く抜かれるんです。となんとなくオデュッセウスが戦っていることはわかるのですが、完成版を観たときに『こんな映画だったのか!』とスケールの大きさにびっくりさせられました」と、吹替を担当したからこそ知る現場の裏話で登壇者や会場を驚かせながら、作品の魅力を熱く語った。
そして、会場に詰めかけた多くのノーラン監督ファンと同じく自身も大ファンのひとりである岩田に、ファン目線でのノーラン作品の魅力について質問が飛ぶと、「ノーラン監督の映画はいつもストーリーも演出も難解で、1回観ただけでは全部わからないので、もう1回観たときに得られる新たな視点が楽しい印象なのですが、今回はわかりやすい。次に何が起きるのかストーリーテリングしてくれながら、なおそれを超えてくる。そういった意味でこれまでのノーラン作品とは違うなと思いました」と説明し、「人の想像を超えてくる映像化にいつも『やっぱりノーランすごいな』と思わされます。映像美はもちろん音響や、今回はおとぎ話がまるで目の前に映っているかのようなリアリティある演出など、細部までこだわっていることが伝わってきました」と、ノーラン監督作品が愛される理由についての考えを述べた。

平田は「細部まで作り上げるパワーがすごいなと感じました。マット・デイモンはノーラン監督からのオファーは台本を読む前にOKし、今回デイモンはしっかり体も作って撮影に臨んだそうですが、想像の斜め上をいく大変さだったという話を聞きました」とデイモンと監督の裏話を披露し、「僕はデイモンとは一方的に長い付き合いなのですが、彼のお芝居が大好きなんです。派手ではなく堅実な、すべてリアルなお芝居に引き込まれます。今回は壮大で、戦う派手なシーンもあるのですが、ペネロペと話す静かなシーンなどほんのわずかな表現の変化が沁みてくるんです。吹替でキャスト一人ひとりの表情をしっかりと見届けた上で字幕を観ると、日本語のイメージがふっと思い浮かんでくるんです」と、キャスト陣の緻密な演技と、字幕と日本語版吹替セットでの楽しみ方を熱く語った。
そんな見どころが詰まった本作は、すでに全世界で興行収入記録を塗り替え“社会現象”となっている。世界的大ヒットの理由について問われると、岩田は「題材も含めて、とても受け取りやすい作品だと思います。今回はお子様から大人まで楽しめるストーリー展開だと個人的には感じました。それから、ノーラン監督は極力CGを使わないので、まさにそこに存在しているリアリティこそが、ほかの映画にはない魅力だと思います」と分析し、会場の共感を呼んだ。
続いて、本作の大きな見どころの一つが超豪華オールスターキャストの競演。主人公オデュッセウスを演じるアカデミー賞®俳優マット・デイモンは、本作で自身の主演映画作品史上No.1の成績を記録。父の帰還を信じる息子テレマコス役には、最新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の世界的ヒットでも注目を浴びるトム・ホランド。夫の帰還を信じ続ける妻ペネロペ役には、『プラダを着た悪魔2』『オークストリートの異変』など話題作が連続公開しているアン・ハサウェイ。さらにロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロンら、全員が主役級のキャスト陣が出演している。そんな彼らが演じるキャラクターの中で一番のお気に入りを聞かれると、岩田は「やっぱり主人公オデュッセウスを演じるマット・デイモンが、何から何まで素晴らしいですね。あの体を作るのはなかなか時間がかかるのですが、本当に戦士の体で説得力も違いました」と答えつつ、「小悪党なのですが、ロバート・パティンソン(アンティノオス)も役がぴったりハマっていて好きでした」と選びきれないキャストの魅力を語った。
平は「一番背が高くて、一番大きくて、絶対に目が合う人。子どもは見たら一瞬で寝ると思うので、子ども4人を寝かしつけるときに現れてくれないかな?と考えているんです(笑)」とネタバレに気をつけながら、観たら一目でわかる“あのキャラクター”をピックアップ。平田は「もちろんデイモンも尊敬している俳優ですが、ジョン・レグイザモが演じるエウマイオス(オデュッセウスの忠実な部下)。でも本当の一番は、オデュッセウスの帰りを20年間待っている番犬」と答えると、会場のリピーターからも納得の声が溢れた。
次に、話題は本作の多様な上映フォーマットについて。2D(字幕/吹替)、IMAX®、Dolby Cinema®、4DX、MX4D®、35mmの全6種9バージョンにて公開され、好みに合わせた様々な鑑賞スタイルで本作の世界観を堪能することができる。字幕の2Dでまず鑑賞したという岩田は「没入感のある映画なのでやっぱりIMAX®」と、ノーラン監督の夢が叶ったフォーマットをセレクト。そのIMAX®で鑑賞したという平は、IMAX®に魅了されながらも「今日は平田さんにお会いできたので、今度は日本版吹替で観たいと思いました!」と答え、さっそく平田による日本語版吹替の布教が届いた様子。日本語版吹替の2Dで鑑賞したという平田は「これまであまり経験がないのでIMAX®を味わってみたいです。それから、以前4Dで観たときに顔に水が降ってきて少し恐怖症になってしまったので、克服するためにも4Dでも観たいと思いました」と思い思いの楽しみ方を語った。さらには、全国で3劇場のみ上映される貴重な35mmフィルムによる上映もあり、観るフォーマットによって異なる映画体験ができ、一作で何度も劇場に通いその違いを体感したくなる、本作ならではの魅力と楽しみ方をアピールした。
最後に、いよいよ明日9月11日(金)の全国公開を待ち望む日本のファンへ向けてメッセージが贈られた。
平田は「とにかく役者陣の表情とお芝居がすごいので、ぜひ日本語版吹替で集中して観てほしいです。字幕は言葉の壁もあるので全体の3割しか翻訳できないが、吹替は9割表現できると言われています。吹替で観た上で、もう一度字幕に戻ってご本人と顔と声で楽しんでいただくと、二倍も三倍も楽しめるのではと思います」、平は「特にお母さんは、時間を気にして映画館に行くことを悩まれると思うのですが、この映画は観て絶対に損はありません。家事など日々追われていることは一旦忘れて、ぜひ映画館に来てほしいです!」、岩田は「本当に時間を忘れてしまう映画体験だと思います。『トロイの木馬ってどんなストーリーだっけ?』『ギリシャ古典だからこう進んでいくのかな?』など展開を楽しみながら観ることができます。今回難解なストーリーではないので誰でも楽しめますし、音響もとても圧倒されます。エンタメ作品でありながら、壮大なラブストーリーでもあり、本当に見応えのある作品になっているので、明日からの全国公開をみなさんで楽しんでいきましょう!」と会場全体へ熱く呼びかけ、大熱狂のうちに開幕前夜は幕を閉じた。
映画史を塗り替え続けているノーラン監督が、豪華オールスターキャストと共に贈りだす最新作にして集大成『オデュッセイア』。これは観る映画ではない。あなたがオデュッセウスと共に“帰るべき場所”を問う究極の旅だ。劇場の大スクリーンで、この歴史的瞬間を体感せよ!
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『オデュッセイア』
9月11日(金)全国ロードショー
2D(字幕/吹替)、IMAX(R)(字幕)、DolbyCinema(R)(字幕)、4DX(字幕/吹替)、MX4D(R)(字幕/吹替)、35mm(字幕)の全6種9バージョンにて公開
配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画
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