リドリー・スコット最新作『ラスト・サバイバー』日本最速IMAX上映に会場熱狂!

SF映画の概念を覆した不朽の名作『ブレードランナー』(82)や『エイリアン』(79)など、映画界で数々の金字塔を打ち立ててきた、巨匠リドリー・スコットが、「史上最高のディストピア小説」の一つとも称されるピーター・ヘラーのベストセラー小説「ドッグ・スターズ(邦題:ラスト・サバイバー)」を全世界待望の映画化!映画『ラスト・サバイバー』が2026年8月28日(金)より全国公開する。

それに先駆け、本作を日本で初めてお披露目するIMAX最速上映会&トークショーが開催!上映直後には、映画やカルチャーに精通し、TBSラジオ「アフター6ジャンクション2(月〜木20時〜22時)」のメインパーソナリティを務めるライムスター宇多丸、エンタメへの造詣が深いフリーアナウンサーで、「アフター6ジャンクション2」水曜パートナーの宇垣美里、音楽・映画パーソナリティの奥浜レイラが登壇し、映画の魅力を“日本一早く”語り合った。

本作は、映画『フランケンシュタイン』(25)で、第98回アカデミー賞の助演男優賞に初ノミネートされ、“次期ジェームズ・ボンド”との呼び声も高いハリウッド最注目の俳優ジェイコブ・エロルディを主演に迎え、共演には、ジョシュ・ブローリン、マーガレット・クアリー、アリソン・ジャネイ、ガイ・ピアース。アカデミー賞常連の実力派キャストが集結することでも、多くの映画ファンたちから熱い視線が注がれている注目作。舞台となるのは、謎のパンデミックで人口の90%が死滅し、人間性を失った“狂った生き残りたち”が奪い合い殺し合う【荒廃した世界】。愛犬と亡き妻の記憶を拠り所に生き延びていたパイロットの主人公・ヒッグは、無線に届いた謎の声に導かれ、終末世界にまだ残されているかもしれない《希望》を求めて、未知の空へと飛び立つ――。

リドリー・スコットが放つ魂の一作を日本一早くIMAXの巨大スクリーンで体感しようと、劇場には大勢の観客が詰めかけたこの日。上映終了直後には、圧倒的な映像美と深い人間ドラマに心奪われた観客たちからは盛大な拍手が巻き起こった。劇場内が熱気に包まれる中、映画をこよなく愛する3人、奥浜レイラ・ライムスター宇多丸・宇垣美里がステージに登場。

興奮冷めやらぬ様子の観客たちが揃う客席を見渡した宇多丸は、「日本最速IMAXプレミアイベントということで、最速で本作をご鑑賞いただいたばかりの状態でございますので、皆さんがどうご覧になったかというのも含めてざっくばらんに話し合っていきたいと思います。」と挨拶。会場から温かな拍手で迎えられると、奥浜も「そういう状態でトークしていくとなると、緊張感がありますね」と会場を和ませつつ、本作についてのトークイベントがスタートした。

息つく瞬間のない緊張感と牧歌的な美しい情景。リドリーが魅せる緊張と緩和を噛み締める

かねてよりリドリー・スコットの大ファンでもあったという宇多丸は、映画史に残る独創的な世界を構築してきた巨匠の最新作に対し、「やっぱり面白かったっすよね。面白かったと思うんだよな、皆さんも満足していただけてるかなと思って。」と開口一番に本作を大絶賛。宇多丸のコメントを受けて、「緊張感がすごいですよね」と奥浜が返すと、宇垣は「息つく間が全然なかったですよね!」と緊迫感のあるシーンが描かれる本作の魅力について言及した。「かと思えば、今日も適所で笑いが起きている場面もありましたけれども、その緊張感が急に緩和される部分もあったりしましたよね。」と奥浜がコメント。宇多丸は、人間性を失った“狂った生き残りたち”に襲われるシーンでは特にそのギャップが顕著だったとし、「あそこだけ取り出すと、すごくエグめの『マッドマックス』的アクションなんだけど、そこに至るまでに淡々とした暮らしを穏やかに描いているんですよね。だから、やっぱ怖い人出てくると“いや、怖いんだけど!”って思って(笑)、(リドリーは)やっぱりすごい、そのシーンが予告とかで見ている時よりずっと怖かったですもん!」と話した。

続けて、ヒッグとともに共同戦線を張るバングリー(ジョシュ・ブローリン)が襲い掛かる敵を迎え撃つシーンでは、「もう迎え撃つ気満々でこうね、顔を黒く塗ってあの暗視カメラ通して?「来ました来ました」って待つじゃない?あれ、ドゥニ・ヴィルヌーヴの、『ボーダーライン』のクライマックスみたいな感じでさ(笑)しかもそこに『マッドマックス』みたいな敵でしょ?『マッドマックス』+『ボーダーライン』じゃん!味濃すぎなんだよね!(笑)」と絶叫。奥浜も「濃すぎ(笑)いやー、ちょっと笑いましたね(笑)」と返すと会場からも笑いが。「そう、なんかさ、そこまで淡々と来てるからさ、なんかそこだけ急に山椒がビリビリ効き、なんか山椒効きすぎなんだけど!みたいな。」と独自のワードで作品の魅力を盛り上げた。

奥浜は本作で描かれる映像表現について触れ、「画的にこれは終末モノにしてはかなり牧歌的でしたね。」とコメント。「気候変動によって川が干上がってみたいな部分は画ではちょっと描写しづらいですよね。原作者のピーター・ヘラーは元々ネイチャー系の作品やノンフィクションを書かれていて、原作は牧歌的要素や詩的な流れも多いですし、それをこういう味付けにしたっていうのは結構勇気あるな」と述べた。また、「IMAXで観られて良かったなー。」と心境を吐露し、映画化することで味わえる作品の魅力を語った。

宇垣は「本当にあの自然の感じとか、ある種なんかちょっとスローライフ風味もあるというか。こう豊かな自然の部分と、でもそこに至るまでの前提が幸せじゃなさそうなギャップが観ていてすごく素敵で、私は好きでしたね。」と述べ、数多くの荒廃した世界を描く作品がある中でも、本作が持つ特徴的な部分について思いを明かした。

3人の熱意ある感想に、会場に駆け付けた観客は時折頷きながら、笑顔で聴き入っていた。数多くの映画を鑑賞してきた宇多丸が「穏やかなトーンと“ビッキビキ”のアクションシーン。いかれたギャップがこの世界の歪さとかを示していてすんごくおもしろい作品でした」と太鼓判を押すと、会場からは拍手が起こった。

「いや、すごいね役者って」豪華キャストによる演技を絶賛!!

また、トークはリドリーの心を射止めた本作の主人公、ジェイコブ・エロルディへと移行。荒廃した世界の中で希望を胸に生きるヒッグというキャラクターを演じたジェイコブに対し、奥浜は「やっぱりジェイコブ・エロルディの姿から滲み出る善性に賭けてるっていう感じがしましたよね。」とコメントすると、宇多丸が「うん、彼自体が、ものすごいデカイ体なのに、すごく悲しそうな少年みたいな表情を見せるんだよね (笑)だから、(リドリーは) 彼の存在に賭けたっていう。」と見解を明かした。また、ヒッグがわずかな希望を求めて向かった先で出会うシーマ(マーガレット・クアリー)とのシーンについて、宇多丸は「好意は持ってるけど、お互いに一線は超えないようにしてますよね」と述べつつも、「でもさ、顔そんなに近づけたら、も、もう同じだぞ、お前!って(笑)顔そんなに近づけて話してたら、もうチューしてるよ!(笑)」とまたしても絶叫。会場の笑いを誘いつつも、宇垣の「”ラブ”っていうよりも、”支え合い”って感じがすごく出ていて、そこも良かったポイントかなって思いました。」というコメントに対して、「それはもう、いや、すごいね役者って。」とジェイコブとマーガレットの演技を賞賛した。

また、愛する娘を守るためなら手段を選ばないシーマの父・ジャック(ガイ・ピアース)や本作の予告で不敵な笑みを浮かべる謎の人物(アリソン・ジャネイ)らによる重厚な演技に宇多丸は「役者陣の皆さん、こういう話だけど、めちゃくちゃ何ていうの、本当に一級演技っていうかさ、一級演技って言ったら安っぽいけど・・・。うん、やっぱり味わい深いものをちゃんとニュアンス深くやってるしすごいよね!」と褒めちぎった。また、物語を通して徐々に明らかになっていく人間味あるバングリー (ジョシュ・ブローリン)のキャラクター性について、宇垣が、「とにかく可愛いの!彼が!どんどん可愛くなってきませんでした?(笑)」「ナイスミドル映画でしたよね!」とコメント。奥浜もジャックが愛娘のシーマを心配する描写の微笑ましさを挙げて共感し、キャストの魅力についても絶賛のコメントを並べた。

加えて、ヒッグの愛犬であるジャスパーについては、「この作品の原題は、『The Dog Stars』なんですよ。まあ何を象徴するか皆様ね、もちろんそれぞれお考えになるところだと思うけど、犬(Dog)って絶対的に人間と対の生き物なんだよね。犬の存在があってこそ、人間側の“人間味”みたいなものが際立つっていうか。 (今作のように)動物的に生きることも求められるような世界で、人間を人間たらしめる根拠として犬っていうのがいると思うんです。やっぱり相棒が犬であることが、めちゃくちゃ重要だなと。」とも語った。

リドリー愛溢れるコメントが飛び交う本トークイベントは、あっという間に終了の時間が。宇多丸を筆頭に、宇垣と奥浜が締めの挨拶を行い大きな拍手に包まれながら幕を閉じた。アフタートークの模様は、公開日当日の28日金曜日0時に、TBSラジオ「アフター6ジャンクション2」のポッドキャスト内で配信予定!映画のネタバレ満載なので、ぜひ映画鑑賞後に聞いて楽しんでもらいたい。

トークイベントで3人が熱く語り合ったように、巨匠リドリー・スコットらしい生々しい恐怖や重厚な人間ドラマといった要素が圧倒的なスケールで盛り込まれている本作。一方で、決して絶望だけでは終わらず「希望」が描かれているのもリドリーならではの見どころだ。襲い来る凶暴な敵や、極限のサバイバルの果てに、《希望》を掴み取ることはできるのか――。魂を揺さぶる全く新しいディストピア・サバイバル『ラスト・サバイバー』は8月28日(金)に公開を迎える。

『ラスト・サバイバー』
8月28日(金)全国劇場にて公開

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