米国ドラマ史の記録を塗り替え、アメリカで社会現象を巻き起こしている大人気ドラマ『Empire/エンパイア 成功の代償』が3月9日(水)レンタル配信&4月2日(土)よりDVDリリース!

また、FOXチャンネルにて1月26日(火)21:00より、いよいよシーズン2が放送されます。
昨年末には、プロモーションで番組を牽引するキャスト3人が来日。主人公の妻で強烈なキャラクター、クッキーを演じ、第73回ゴールデン・グローブ賞でTVの部<ドラマ部門>女優賞を受賞したタラジ・P・ヘンソン。俳優・歌手として今後の活躍が期待されている次男ジャマル役のジャシー・スモレット、本作でも抜群の音楽センスを披露している三男ハキーム役のブリシャー・グレイのインタビューをお届けします!

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『Empire/エンパイア 成功の代償』はアメリカでも社会現象化するほどの人気です。作品の魅力については?

タラジ:やっぱりファッション性だったり音楽性だったり、あとはドラマ性が非常に強いわ。ソープオペラ的な要素があるんだけれど、現実に基づいているということも魅力なんだと思うわ。

ジャシー:タラジの言葉に加えると、やっぱり家族というものにすごく基づいているということがあると思う。誰もが共感できるというか、家族の仲での葛藤やケンカだったり、愛だったり。いろんな要素があるんだけど、それがドラマの要なんだと思うよ。

ブリシャー:ふたりが全部言っちゃったんだけど、それに合わせて若々しさだったりフレッシュさの要素だったり、音楽もどんどんどんどん良くなっていくことだと思うね。

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▲クッキーを演じるタラジ・P・ヘンソン。

音楽面でも高い評価を受けています。今回グラミー賞にノミネート(第58回グラミー賞で『Empire: Original Soundtrack From Season 1』が最優秀サウンドトラック・アルバムにノミネート)された感想は?

タラジ:ゴールデン・グローブもね!(一同笑って盛り上がる)。

ブリシャー:ほとんど泣きそうになって、お母さんに「僕、ノミネーション受けたよ」って。22歳でこの美しい若い女性(タラジ)と一緒に仕事をすることもできて、本当に感激だよ。

タラジ:この番組で私は実際に歌ってないんだけれど(笑)、みんなのことを誇りに思っているわよ。この番組がノミネーションを受けたことで、自分自身もノミネートされたってことになるのかしら?(笑) でも、ミュージカル系の映画でその作品がオスカーにノミネートされているから、それと一緒でしょ。

ジャシー:ミュージシャンとしてはもちろんだけど、今回のサウンドトラックの曲の中で自分たちも作曲に携わってるんだ。そういう意味では、受賞しようがしまいが、今後はずっとノミネートされたっていうことがずっとついてくるということ。受賞してもしなくても、そういう意味においては勝利ということだよね。

グラミーにゴールデン・グローブとエンターテインメント界に大きな影響を及ぼし、大人気です。みなさんの生活はどのように変わりましたか?

タラジ:「ターゲット」(手頃な価格の庶民的なスーパー)というスーパーが大好きなのに、もうそこに行けなくなっちゃった(爆笑)。常に人が見ているから、一人で飛行機にすら乗れない。周りにはセキュリティーが付いているし。友達のところにちょっと飛行機で遊びにいくということはできなくなったわね。そういう意味では人生が複雑になってしまったわ。自分で運転することもできないし、運転しながらちょっと窓を開けると大騒ぎになっちゃうからできないのよ。運転手がいて、窓ガラスもスモークスクリーンになってるわ。ディーバになっちゃったのよね。

ブリシャー:かわいいヤズ(ブリシャーの愛称)君は、ピザハットで働いていたんだけど、今はそこから脱出してテレビに出ているから、もうピザを作らなくてもいいんだ。

ジャシー:今朝ヤズとふたりで散歩していたんだけど、その時は誰も近寄ってこないのが逆に不思議な感じで、「やあ、俺だよ!」って自分で声をかけたくなったくらいだよ。でも、逆にそれが新鮮で楽しかったな。アメリカでは常にみんなが見ているし、間違いが起きてはいけないから、ちゃんとしていなくてはいけないんだよね。あとは、茂みからいきなりパパラッチが飛び出してきたりとか、そういうこともあるんだ。(ライオン家は)セレブファミリーだから、役を演じることで、ある意味、実生活でも少しトレーニングになってるかもしれないね。

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▲次男ジャマル役のジャシー・スモレット。

それぞれ好きなエピソードとなぜそれが好きなのかを教えてください。

タラジ:デート場面ね(お尻をパチンと叩くしぐさと共に)(笑)。あれはアドリブだったから、撮影の予定はなかった。だから、彼ら(ジャシーとブリシャー)はすごく驚いてしまったのよ。でも、シーズンの初期のところでアニカ(主人公ルシウス・ライオンの恋人)が裸で出てくるシーンがあったから、それがちょっと頭の中にあって、リンクさせようと考えたのよ。彼女が見せるんだったら、もっとちゃんとしたのを見せるわって(笑)。ランジェリーも着ていたし、あのシーンでうまく繋がるなと思ったの。クッキーは本当に感情的で直情的というか、思ったらすぐやってしまうところがあるから、みんながまだ見ていないクッキーの一面をお見せしたというか。でも、ふたりに「お母さんのお尻をそんな風に見ちゃだめでしょ」って(爆笑)。

ジャシー:僕も実はあのシーンが一番好きだったんだよね。アドリブだったから、僕たちには知らされてなかったんだ。ただ、ディレクターは知っていたから、僕らのリアクションのクローズアップから撮ったんだよ。だからあの時の驚いた顔は演技ではなく、本当にビックリした顔なんだよ。本当に想像もしてなかったんだ。あとは、エレベーターの中で3人兄弟がそろっている時、アンドレが壊れてしまったところ。音楽で声をかけたというシーンだね。

ブリシャー:悲しいシーンではあるんだけど、ジャマールが(幼い頃に)ゴミ箱に投げ込まれたところだね。あれがシーズン1の要になっている。バックストーリー的に流れているから、あの場面がいろんな人に影響を与えたと思うし、音楽的にもすごくインパクトがあったと思うね。ジャマールはもちろんのこと、クッキーもルシウスもあの一件で傷を負っていると思う。いろんな人が傷を負っているというか。

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▲三男ハキーム役のブリシャー・グレイ。

このドラマの音楽との関係性、親和性についてはどのように感じてますか?

タラジ:この番組のなかでは普通の場面があり、ドラマが終わった瞬間、急に終わって「ハイ、音楽」という感じじゃないの。音楽がドラマの中にすごく美しく織り込まれているというか。そこに自然に音楽が入ってくるという感じだと思うわ。そういう音楽とドラマの関係というのは、今までのドラマでは見ることができなかったと思うの。ショーではなく、ドラマ的に自然な感じで入ってくるという美しさがあるのよ。

ジャシー:全体がミュージカルという風に思ってるんだ。でも現実の中に基づいているというか、音楽がひとつの役割を果たしているというか。ひとつの役みたいな感じになっていて。話をどんどん進めていってくれるというところがあると思う。曲によってはストーリーに関係していない場合もあるんだけど、それでも音楽が話をどんどん進める役を担ってくれていると思う。『エンパイア』と切り離しても楽曲そのものが素晴らしいから、別にテレビのBGMという感じではない。それだけで素晴らしいんだ。タラジも歌っているわけじゃないけども、オーセンティックでオーガニックな感じが話全体をうまく進めているんだよ。

ブリシャー:本当にジャシーが言っていた通り、『エンパイア』と切り離しても、普通にラジオでかかっていても違和感がない楽曲だと思う。他のドラマよりもキャストたちの感情をうまく伝えていると感じるし、それがすごくキャラクターのパーソナルな部分になっていると思うね。

インタビュー中も笑いが絶えず、とても仲が良い3人。抜群のチームワークで今後ますますドラマも盛り上がりそうです!


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【DVD情報】
『Empire/エンパイア 成功の代償』
セル:4月2日(土)
DVDコレクターズBOX 7枚組(本編6枚+特典1枚) 希望小売価格 ¥9,600+税
レンタル:4月13日(水)レンタル開始
デジタル:3月9日(水)先行配信開始
発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン